明慧法会|会社副社長:一生の堅持(四)
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2014年11月21日】 (前の文へ

 刑務所を出た私を会社の副社長として雇ってくれた社長の勇気ある行為に対して、私は感謝の気持ちを忘れないよう、常に自分に注意しています。

 私はこの業界において、他人が丸一日かけて処理する仕事を、大法からの知恵により数時間で終わらせることができます。08年の金融危機の中でも、近年の急激な変化の中でも、私が適時に新たな方向を見出し、新しい製品を開発して会社を急激な浮き沈みから守り、今年の経済全体が衰弱している状況下であっても、会社の業績は相変わらず穏やかに上昇しています。この面においての研究論文も書きました。これらの功績により、会社から離れて独立の資本でもあればと、時々このような考えが出て私を誘惑してきます。しかし、最後はやはり自分が修煉者であり、求めるのは世間の物質的な利益ではなく、会社と社長のご恩を裏切るわけにはいかないと思います。さらに重要なことですが、現在のこの穏やかな師が法を正すことを手伝う環境を破壊したくないので、そのような考えを全部否定しました。

 ある会社のオーナーは、わざわざ別の町から訪ねてきて、一緒に会社を作ろうと誘いましたが、私は断りました。さらに大金を積んで顧問として雇ってくれると言いましたが、私は断りました。最後に大金を積んで戦略プロジェクトの専門家になってほしいと求められましたが、それも断りました。私には深く分かっていますが、このようなことの多くは旧勢力が設けた罠であり、先に少しの誘惑を与え、耐えられず会社に黙って個人の仕事をすれば、あるいは穏やかな仕事を捨て、自分の事業を起こしたりすれば、旧勢力に口実を与えてしまい、生活が苦しくなり、名誉を汚される可能性もあるので、「三つのこと」をよく行うことに厳重な影響をもたらしてしまいます。

 私たちの業界では、社員が成熟すれば会社の顧客を奪い取って自分で会社を立ち上げることがしばしばあり、私と同時にこの業界に入ってきた人で、少なくない人が、すでに社長になっています。私は法輪功を修め「真・善・忍」の基準で事を行っているので、そのようなことをするはずがないと社長も分かっていますが、時々不安の気持ちを表します。ですから、私は異なる場所で何回も「あなたが辞めろと言わない限り、私は会社から離れない」と言いました。数年来、私の会社での言行は、社員全員に信頼されることを実証しました。ある顧客は私に「今の社会で、あなたがいるこの業界だけがまた純正です。いや、すべての業界がすでに腐敗しています。しかし、あなただけがまた純正です」と言いました。

 時間が経つにつれ、多くの事実の前で私が良い人であり、絶対に会社、社長を裏切ることがないと、社長は信じるようになり、安心して、会社のことを管理しようと思わず、すべてを私に任せました。彼の息子も素晴らしく、外国の有名な大学に留学し、成績がトップで大学院に進学しようしており、最近その学校の起業コンペで一位を獲得して、親孝行もできる息子さんです。現在、社長は別荘に住み、書道をしたり、ベンツを運転してゴルフに行ったりしています。周りの人はみんな知っており、彼は自分の生活にとても満足していて、皆が羨ましがっています。この前社長は「この二年の運気は絶好調で、去年と今年の同じ月、同じ日にホールインワンを達成しました。この確率はまるで奇跡です」と言いました。

 私には分かっていますが、このすべてが大法弟子に善で対処したから得た福報です。

 以上は共産党が加えた邪悪な迫害の中で、自分がいかに一つの企業で穏やかに仕事をし、「三つのこと」を一生続けていくことの修煉体験です。同修の皆さんの慈悲なるご指摘を願います。

 迫害が始まってからの修煉の道を振り返り、至るところに試練があり、多くの関をよく乗り越えられず、転びながら歩んできて、執着心が相変わらずたくさんあり、たくさんのこともめちゃくちゃにしてしまい、特に刑務所から出た後の長い間、修煉者とは言えないぐらいでした。これらの良くできなかったことを、心の中ではっきり分かっており、後悔しています。全世界各地の大法弟子と大陸の前線で直接真相を伝え、資料を配っている同修と比べると、邪悪に直面する強大な正念、師父を尊敬し法を尊敬すること、慈悲、恐れず、精進している修煉状態まで、自分がまだまだ遠いと深く感じています。

 今まで、師父が私を慈悲に見捨てなかったことがなければ、今はどうなっているか分かりません。師父の済度の恩に表す言葉はありません!

 叩頭して師父に感謝します。合掌!

(完)

(明慧ネット第十一回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/11/8/299611.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/11/10/146790.html)
 
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