【明慧日本2014年11月20日】G20サミット開幕日の15日、開催地のオーストラリア・ブリスベンで大規模なパレードが行われた。法輪功学習者もこれに参加し、法輪功の素晴らしさを伝えると同時に、迫害の元凶を法の下で裁き、迫害を停止させようと訴えた。また、パレードの前に集団煉功も行い、マスコミと人々の関心を集めた。
パレードの出発を待機している法輪功学習者
G20サミットのパレードに参加する法輪功団体。横断幕「法輪大法は素晴らしい」
横断幕「真・善・忍」
横断幕「法輪功への迫害を停止せよ」
横断幕「迫害の元凶を法の下で裁く」
ジョン・ダンカン氏と娘
法輪功学習者は、パレードまでの時間を利用して待機場所で煉功したり、法輪功の資料を配っていた。穏やかな煉功場面は騒々しい周囲とは対照的で人々の目を引いた。資料の中には中国共産党が法輪功学習者をターゲットとする臓器狩りに関する内容もあり、読んだ人は衝撃の事実に思わず「恐ろしい!」と口にした。多くの人は周囲の人にこの事実を知らせると言い、学習者の呼び掛けに積極的に応じた様子だった。
退職したエンジニアのマクス・フォカイさんは「今の政治指導者は迫害に関心が足りません。今回のG20サミットは、首脳らが人道主義とは何か、利益を優先すべきではないと考える機会だと思います」と語った。
法輪功を習っている娘から臓器狩りのことを知ったというジョン・ダンカンさんは、思いを次のように述べた。「今日は、私は1人の人間として、法輪功のことを支持しに来ました。この迫害は完全に間違っています。彼ら(中国共産党)は『あなたは生きる権利がない』と決めつけ、臓器を取り出して勝手に他人に移植するという行為は間違っています。これは殺人行為です。人は皆生きる権利があるはずです」
市民の他、多くのマスコミも法輪功に関心を寄せた。国営放送局のオーストラリア放送協会 ABCは、待機時からパレードが終了するまでずっと法輪功を取材し続けていた。このほか、第7テレビ局、第9テレビネットワーク、スカイニュース、ブリスベンタイムズも取材に来た。クイーンズランド州最大手のネットメディアであるブリスベンタイムズが制作した映像番組の中で、法輪功団体はとても良いと称賛された。
また、警備担当の警察官たちも法輪功学習者の穏やかな言動に感動し、学習者に感謝の意を伝えた。パレード中、中国の国旗を身にまとった数人の男性が法輪功の行列に入ろうとしたとき、警察官に阻止、警告された場面もあった。