職場で「真・善・忍」を実証する
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文/台湾の大法弟子

 【明慧日本2014年12月6日】尊敬する師父、こんにちは! 皆さん、こんにちは!

 一、窮地で法を得る

 私は人を助けるのが好きです。1982年に公務員になってから、真面目に仕事をやってきたので、上司と同僚から良い評価をもらいましたが、上司は私の転勤を許さず、7年間ずっと異動しないで、2000年に優秀公務員として表彰されました。しかし、同期の友人はすでに管理職に就いていたので、心の中で不公平だと思い、身体の調子も悪くなり、風邪に罹ってもなかなか治りませんでした。夫は研究の仕事が忙しくて、私は2人の子供の面倒も見なければならないので、非常に疲れていました。2002年に仕事と家庭で苦しめられた時、夫は法輪功の講習クラスに参加して大法の修煉を始めました。お陰で私も法を得て、元気になり夫婦関係も良くなって、姑と子供達も法を得て、幸せな家族になりました。師父のご恩に感謝しています。

 二、不義の財を受け取らない

 2006年に警察局に転勤して、中秋節のパーティーでくじで高級自転車に当たりました。『轉法輪』に書かれた「このような不義の財をもらうと、どれだけ徳を失うことになるだろうか」[1]という話を思い出して、パーティーが終わると、部下を集めて宝くじであたった自転車を贈りました。師父は次のようにおっしゃっています。「普通の職場ならば、『わたしは煉功者だ。くじで自転車が当たったが、その代金を職場に寄付したい』と申し出たら」上司から頭がおかしいのではないかと思われるかも知れません。他の人たちも『この人は煉功でおかしくなって、走火入魔になったのではないか?』などとあれこれいうでしょう。お話ししたように、道徳水準が歪んできています。五十年代、六十年代の頃、このようなことはごく普通であり、当たり前のことであって、誰も不思議に思う人などがいませんでした」[2]

 三、真実のことを話し、偽りのないことをし、常人の不正行為を是正する

 2007年、部下はとても緊張して経費不足について私に報告しました。ある部門は工程費用の353万元を申請するつもりでしたが、帳面の残高は183万元しかありませんでした。不足金は170万元です。調べてみると、前任者の簿記の誤りで、指定された工程経費を他のことに用いたことがわかりました。

 前任者に連絡して処理法を相談しようと思いましたが、彼女は「他の項目を探して補充してもよい」と言いました。先輩の彼女は私がこのことを暴露して、彼女のメンツを潰したと考えました。彼女が言った方法は最も速くて簡単ですが、規定に合っていません。正しい方法でそのことを処理すべきです。

 その後、ややこしくなったのですが、ずっとルールに基づいてやり、上司・会社・同僚の理解を得ました。彼らは私の誠実な仕事の態度を認めました。大法弟子として、真実のことを話し、偽りのないことをし、常人の不正な思惟を混同しないことで、法を実証するチャンスになりました。

 四、同僚間の共通の言葉「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」

 警察署の経理室では設立以来、私は最初の女性リーダーで、二十数人のリーダーのなかで唯一の女性です。常に経理の確認事項について同僚に優しく指導していたので、同僚は私を高く評価してくれました。私はいつも会議やパーティーで法輪功の素晴らしさや法輪功への迫害事実に言及したので、大法の活動の申請や集会をする時、同僚からの便宜や協力を得ることが出来ました。

 リーダーのなかに隊長がいます。知らないうちに私と会う時に彼は、「おはよう」や「こんにちは」と言わず、右手を挙げて「法輪大法は素晴らしい」と大声で叫びました。私はいつも微笑みました。彼は「法輪大法は素晴らしいと言ったら、返事をしてね」と言いました。彼が「法輪大法は素晴らしい」と言うと、私は「真善忍は素晴らしい」と返事しました。時に、私の返事が遅くなると、他の同僚はすぐ「真善忍は素晴らしい」か「法輪大法は素晴らしい」と返事します。ある年の世界法輪大法デーに屏東地区の修煉者が中山公園で煉功しましたが、当日私は座談会に参加するので、大法の活動に参加できなくなりました。私たちが乗っている車が公園にきた時、同僚は修煉者が穏やかに座禅している様子を見て、みな「法輪大法は素晴らしい」と大声で叫びました。彼らはとても感動して法輪大法の素晴らしさを見ました。

 五、全体の正念を体験し、県知事と局長が「臓器狩り反対」に署名した

 2011年末、上司は私を衛生局へ転勤させようとしました。警察局で仕事を順調にやっていましたので、私は上司の按排を拒みました。同修と交流した時、同修は師父がそれぞれ按排しておられるので、自然に従ったほうがいいと言いました。その時に警察局の任務はすでに終わったのかも知れないと悟り、2012年3月に衛生局に転勤しました。

 11月の『臓器狩り反対』の活動のなかで、医療関係者から『中国での臓器狩り事件における台湾医学界の声明』の署名をもらうために、私は医師や医療界の背景を持つ同僚に真相を伝えて署名を求めるとき、会議で同修のスピーチを按排することができて、衛生局に転勤した使命が分かりました。

 2013年、米国人の医師は中国に直ちに法輪功修煉者への臓器狩りを止めさせようという署名運動を呼びかけて、台湾でVIPと民衆への署名を求めました。局長に願っても、彼は公務員は政治に参与しないという理由で拒絶しました。衛生局で行われた活動で、同修と一緒に「生命を尊重する」というブースを申請し、民衆に真相を伝えました。活動に参加した県知事に署名を求めると、県知事はすぐサインし、後に局長も何も言わずにサインしました。同修全体の正念が彼らの硬い思惟を解体したことを悟りました。

 六、韓国ドラマを戒め、修煉の歩みを加速する

 一時期、韓国のドラマが好きで、貴重な時間を費やして、学法発正念・真相を伝える量を保証できなくなりました。いつもなぜ自分が精進できないのかと後悔しましたが、この執着心を取り除きませんでした。師父は内に向けて探す法理を教えてくださいましたので、私はずっと探して、ようやく見つけました。もともと韓国のドラマを見て仕事のストレスを解消できると思っていましたが、それはただの口実でした。学法を通じて、心を静めて探すと自分がまだ安逸心を持ち、三つのことを第一に置かないからでした。また、常に韓国のドラマを見て、情欲に対する執着を深めていました。師父は「修煉は、錬磨の中でこそしなければなりません。常人の持っている七情六欲を放棄することができるかどうか、それらに対して淡々としていられるかどうかが問題です。どうしてもそれらのものに執着するのであれば、修煉を成就することはできません」[2]と説かれました。

 今は既に韓国のドラマを見ないで、修煉の道で精進しなければなりません。

 師父は、「あなたという生命がこの世に来たのもこのことのためであり、なぜ精進せずにいられるのでしょうか? なぜ緩んでしまったのでしょうか? 機縁よ、この万古の機縁! どんなに長い時間が経過しても、皆このことのために準備しており、苦を嘗め、業を滅し、苦しみの中で今日まで歩んだのに、精進しなくなったらもったいなくないでしょうか?! しかし、この一歩は非常に大事で、精進しなければ台無しになります。あなたの生命はこの一刻のために存在しているのではありませんか?」[3]と説かれました。

 師父、ありがとうございます! 同修、ありがとうございます!

 

 注:
 [1]李洪志師父著作:『轉法輪』「第七講」
 [2]李洪志師父著作:『轉法輪』「第四講」
 [3]李洪志師父经文:『世界法輪大法デーの説法』

 (法輪大法2014年台湾修煉体験交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/11/18/300454.html)
 
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