署名を拒否した大慶市の女性 洗脳班に拘禁
■ 印刷版
 

 【明慧日本2014年12月7日】黒竜江省の大慶市油田化学工業の支社で働く法輪功学習者・趙衛紅さん(40歳前後)は、いわゆる「承諾カード」(法連功を修煉しないということを承諾するカード)にサインしないため、今年10月30日、会社の職員らに工場からチチハル市の洗脳班へ連行され、今になっても家に戻っていない。

 趙さんは法輪功を学んでから、自らを「真・善・忍」の基準で要求し、勤勉、品行方正、選り好みをせず、優秀であると言われている。

 今年3月、大慶油田化学工業集団支社の「安定弁公室」(職員を管理する部門)が「610弁公室」の劉に指図され、全職員を組織していわゆる「反邪教」大会を行い、全員に法輪功を誹謗中傷する偽りの紙と「承諾カード」のサインを強要した。その法輪功を誹謗中傷した紙は会社の柱や入口にも貼ってある。会社のリーダーは趙さんと面談し、「承諾カード」に絶対サインしなければならないと責め立て、もし書かなかったら洗脳班へ送ると脅迫した。趙さんは法輪功の無実を訴えた。しかし、彼らは聞かないだけでなく、趙さんを化学検査の業務から掃除をする仕事に変えた。仕事を変えた後、趙さんの休憩時間を奪い、また正当な理由なく給料から二百元(約4000円)が差し引かれたという。

 会社の職員らが趙さんの夫を探し当て、趙さんに「承諾カード」にサインさせるように圧力をかけた。趙さんはサインしないため、工場の職員らの目の前で夫に首を締められてほとんど息ができなかった。趙さんは「私の会社の人たちは本当にかわいそう」といつも涙を浮かべて言う。

 中国共産党はメディアを制御し、デマを流し、手段を選ばず人の信仰を奪っている。迫害する15年間の間に、法輪功学習者は絶え間なく人々に真相を伝えることによって、約2億人が中国共産党の本質を見分け、共産党組織から退出した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/11/14/300272.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/11/21/146978.html)
 
関連文章