【明慧日本2014年12月11日】吉林省長春市の法輪功学習者・張宏さん(女性)、石斌さん(30代男性)など数人は10月15日、市内の二道区公安分局の警察官に連行された。15日間不当に拘留された後、彼らは10月30日に長春市「法制学習センター」という洗脳班まで送られ、強制的に洗脳された。
10月30日、家族らが留置場の前に集まり、自分の家族を逮捕した合法的な書類を提出するよう警官に要求したが、警察側は何も応じなかった。さらに、警官はパトカーにいた張さんたちを殴ったりした。
留置場の前に集まった家族らに対し、暴動鎮圧用の盾と棍棒を持つ武装警察まで出動した。武装警察が包囲する中、交番の警官は強制的に家族らを追い払った。その際、張さんの娘は手を負傷したという。
石さんは4年間、長春市医学専科学院で勉強したが、法輪功を学んでいることが理由で卒業証明書などはもらえなかった。
石さんは数回にわたって不当に拘留され迫害を受けていた。拘留中に死人ベッドに縛られたことがある。10月15日、石さんは家から出た後、すぐに警官に連行され、葦子溝留置場まで送られた。そこで石さんは断食で迫害に抗議した。
10月15日、二道区公安分局の警官らが張さんの自宅に不法侵入し、張さんを不当に連行し、家財などを押収した。また、経開九区の花園路交番の警官がマンションの所有者に、張さんに家を貸してはいけないと警告し、強制的に未成年の二人の子供達に引越しさせたという。
長春市洗脳班(いわゆる「法制学習センター」)は市内の麻薬中毒回復所にある。強制的に法輪功修煉者を洗脳することは法律に違反する行為である。中国共産党の「十八大」会議で「法律に従って国を管理することを全面的に推進する」「行政機関は法律を超える権力を設けることを禁止する」と宣言したが、法輪功に対する違法な弾圧行為はいつ停止できるのだろうか。
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/11/8/146749.html)