撫順市の女性 刑務所で迫害死(写真)
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 【明慧日本2014年12月20日】遼寧省撫順市の法輪功学習者・徐春霞さん(58歳女性)は5月、懲役4年の実刑判決を不当に下され、先月、遼寧省女子刑務所に拘禁された。情報筋によると徐さんは今月2日、迫害により死亡したことがわかった。刑務所側はこの件が暴かれるのを恐れ、絶えず徐さんの家族を恐喝しているという。

 以前、徐さんは瀋陽市の病院で応急手当を受けたとき、手錠と足かせをかけられて厳重に監視されていたという。家族が知らせを受けて病院に駆けつけると、手術のために必要な署名を求められた。医者は「徐さんの腹部を切開してみると腸はすでに腐り始め、癒着していて塊があり、手の施しようがなく、そのまま縫合した」と話したという。

 生前、徐さんがどのような迫害を受けていたかは分からない。しかし、徐さんが迫害により危篤に陥ったことを暴露されると、遼寧女子刑務所は非常に恐れ、「情報を漏らした人物を連れて来い」と恐喝した。

 徐さんは、法輪功を学ぶ前は多種の病気を患い、1996年5月に法輪功を学び始めてから健康になり、善良な人になった。

 1年間、不当に拘禁される

 徐さんは昨年12月8日、瀋陽市東陵区汪家で法輪功の資料を配っていた際、汪家派出所まで連行され、瀋陽市第一留置場に拘禁された。

 今年5月16日、法輪功学習者・徐春霞さん、呉淑麗さん、于振艶さんに対して東陵区裁判所で裁判が行われた。徐さんは「法輪大法は素晴らしい。法輪大法人々を健康にし、百数カ国の人々が学んでいます。私は間違っていません」と自己弁護をした。その後、裁判長に話を止められ「余計なことを言わないように、質問だけ答えなさい」と告げられた。その後、裁判が終わっても判決は宣告されず、家族が問い詰めると警官は「半月後に結果が出る」と言った。

 不当に懲役4年を宣告された徐さんは上訴したが、留置場に拘禁されたままで、心身ともに大きなショックを受けているという。

 遼寧女子刑務所の話では、徐さんは先月26日に瀋陽市留置場から遼寧省女子刑務所に移送され、27日に瀋陽市の病院に移送されたという。

拷問のイメージ図:手錠・足かせの拷問

 遼寧女子刑務所は病院で数室の部屋を借りていることが分かった。明慧ネットの報道によると、数人の法輪功学習者が遼寧女子刑務所で拘禁中に迫害を受け、病院に搬送されて死亡したという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/12/10/301315.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/12/12/147278.html)
 
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