黒竜江省:法輪功を学ぶ夫婦 不法な裁判にかけられる
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 【明慧日本2014年12月24日】黒竜江省鶴崗市の許顕達さん・黄暁霞さん夫婦は、2010年に法輪功を学び始めてから、以前西洋医でも漢方医でも治せなかった病気が消え、性格も優しくなった。しかし、夫婦2人は法輪功の実情を人々に伝えたという原因で、中国共産党から迫害を受けた。

 黄さんは今年4月23日午後に法輪功真相シールを貼っていた時、政府の嘘宣伝を信じている人に通報された。解放路派出所と紅旗路派出所の10数人の警官らは、黄さん家のコンピュータ・プリンタ・現金などの個人物品を大量に押収し、黄さんの夫(許顕達さん)と来客の楊兆才さん(修煉者)をも一緒に連行した。

 11月27日午前9時、鶴崗市の工農区裁判所は許さんと黄さんに対して裁判を行った。その時、法廷の内外には多くの私服警官を配置し、警官らは写真とビデオを撮っていた。警官らは2人の身内に傍聴させず、黄さんの娘さえ入れてもらえなかった。身内が強く要求し、周囲を囲んでいた人々が厳しく非難する声の中、ようやく黄さんの娘と2人の妹だけが傍聴の許可を得た。

 許さんと黄さんの弁護士は法廷で無罪を求める弁護をした。裁判長と裁判官は答えられなくなると、司法警察に弁護士を法廷外へ引っ張り出し、弁護士の弁護権を剥奪した。

 許さんと黄さんは2002年に失業した後、中古家電製品などのリサイクル業を経営して、生活を維持していた。

 2010年、病気に苦しんでいた許さんと黄さん夫婦は、法輪功を思い出した。許さんは韓国に行った時に、国内で批判を受けている法輪功が海外では広く受け入れられていることを知った。夫婦は人々が自由広場で煉功する風景を見たことがある。夫婦2人は回収した中古品の中に、意外にも『轉法輪』と功法を教えるビデオテープを発見し、好奇心から家で読んだ。法輪功は「真・善・忍」に基づく修煉法で、嘘をつかず、善の心で他人に寛容になり、良い人になるよう人々に教えていることが分かった。

 法輪功の修煉を始めた許さんは、タバコと酒をやめて、性格もよくなった。さらに、いつの間にか患っていた病気が快復した。ある日、許さんは親指を電動のこぎりに切られて、骨まで切断されてしまい、僅かな皮膚だけが繋がっている状態になった。しかし、許さんは通常通りに煉功して、一週間後、奇跡的に指が動かせるようになった。

 黄さんも同じように法輪功を学んで健康になり、他人に寛容になった。家事をする以外に夫の商売を手伝い、病気の舅の面倒を見た。黄さんが舅の大小便を始末する光景を目にした警官は、その場にいた警官と親族に「黄さんは確かにいい人で、このような嫁は多くない!」と言った。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/12/2/301001.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/12/6/147180.html)
 
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