黒竜江省の裁判所 法輪功学習者に弁護士解任を強要
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 【明慧日本2014年12月27日】黒竜江省鶴崗市の興安区裁判所は5日、法輪功学習者・趙永傑さん(女性)に対して不正裁判を開廷した。開廷前、地元の610弁公室は法曹機関と結託し、趙さんに弁護士を解任するよう強要した。また開廷当日、610弁公室の関係者は趙さんの親戚や友人の傍聴を禁じた。

 趙さんは7月15日、610弁公室・光宇派出所の警官により不当に連行された。

 開廷前、趙さんの息子は母親のために弁護士2人を雇った。しかし、市610弁公室、興安区裁判所側は弁護士に趙さんとの面会、案件資料の閲覧を禁じ、さらに趙さんに弁護士の委任契約を解任するよう強要し、解約に同意する書類に署名させて拇印を押させた。

 今月5日の午前9時前、趙さんの親戚や友達が傍聴のために裁判所の前に駆けつけたが、警官に「傍聴券は配り終えた」との理由で立ち入りを禁止された。

 情報筋によると、法廷側は事前に傍聴証を「社区」(中国共産党の末端組織=街道弁事処と住民組織=居民委員会から成る)関係者に配り、さらに当日「席を早く取るように」と電話で催促し、趙さんの親戚や友達を入廷させないように妨害したという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/12/20/301746.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/12/23/147425.html)
 
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