山東省:法輪功学習者が迫害され意識不明に
■ 印刷版
 

 【明慧日本2015年1月12日】山東省の法輪功学習者・楊乃健さんの家族は6日、済南市刑務所を訪ね、楊さんと面会した。楊さんの顔は真っ白で、2人の助けがないと歩けないほど極めて衰弱だった。

 楊さんは刑務所で法輪功を学んでいるとの理由で睡眠を禁止され、1日中、顔を上げられ、あるいは1日間縛られる拷問を受けた。その結果、楊さんは意識不明になってしまった。楊さんは断食で迫害に抗議した。そのため、心拍数が1分間100、血圧は180〜190まで上がった。

 2013年5月2日、青島市公安局の警官70人あまりが楊さんの自宅などに侵入し、楊さんと楊さんの母など多くの学習者を不当に連行した。

 楊さんは昨年、城陽区裁判所に懲役6年の判決を宣告され、11月10日に山東省刑務所に拘禁された。11月25日午前、家族は初めて済南刑務所へ行き面会した。当時の楊さんは極度に痩せ、話すことも歩くことも無力で、弱っていたという。

 一方、楊さんの母・劉秀貞さんも不当判決を言い渡された。済南市女子刑務所に拘禁されてからしばらくして、肺部に病状が現れ、現在、済南新康病院で治療を受けているという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/1/10/303007.html)
 
関連文章