四川省で法輪功学習者に第二審 弁護士は無罪解放を要求
【明慧日本2015年2月4日】四川省綿陽市の中級裁判所は先月29日午後3時、法輪功学習者・万却却さん(60代)が上訴した案件に対して裁判を行った。万さんは法廷で、法輪功を学ぶことは無罪であると述べた。万さんの弁護士もただちに万さんを無罪解放することを要求した。
万さんは昨年7月7日、自営の店で地元の警官4人に不当に連行された。8月4日、游仙区検察庁は万さんへの逮捕状を発布した。
11月5日午前、游仙区裁判所は万さんに対して不正裁判を行った。法廷で示されたいわゆる証拠は以下である。法輪功の関連書籍100冊以上、法輪功創始者による『広州説法』のDVD35セット、神韻公演DVD、法輪功迫害の真相を収録したDVD合計41枚、書き込みされていないDVD400枚、パソコン2台、レコーダー2個、法輪功の文言が書かれた貨幣200元(およそ4000円)。
一方、万さんの弁護士は上記のものはすべて私物であり、法律の実施を破壊する罪の証拠にはならない。かえって何の組織にも参加していない証明であることを指摘した。また、万さんが信じている「真・善・忍」は精神的なものであり、国民の権利でもあることや、法律を実施する側は当事者の私物を押収したり、身柄を拘束したことこそ違法であること、無神論が有神論を裁判することは不公平であると述べた。しかし、裁判所は弁護士の弁護に応じず、万さんに懲役3年の判決を宣告したという。万さんはすぐに上訴を提出した。