天津市の青年が受けた迫害事実(写真)
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 【明慧日本2015年3月26日】天津市寧河(ねいか)県の法輪功学習者・孫建躍さん(30歳男性)はいつも笑顔で優しい顔つきだが、強い心を持っている。村人は孫さんのことを「心が広くて楽観的、いつも他人のことを手助けしている優しい人だ」と言っているが、孫さんは「法輪功が私を良い人間に変えてくれた」と話す。

孫建躍さん

 孫さんはいろいろなアルバイトをしたが、辞めるときには店主に引き止められた。一緒に仕事をしている人に「出来が良くて人柄がいい好青年だ」と言われた。

 しかし、孫さんは法輪功を学んでいるとの理由で、中国共産党当局に迫害された。

 2000年、当時15歳だった孫さんは法輪功の無実を訴えるために上京し、大辛郷派出所の警官に連行され、拷問による尋問を受けた。孫さんは長時間立たされたり、ゴムの棒で打たれたりし、靴のかかとで蹴られ、冷水を体に浴びせられた。その後、県留置場に拘禁された孫さんは殴打されて鼻血を出し、髪の毛を掴まれたため多くの毛が抜けた。

 2007年11月、孫さんは法輪功の資料を街で貼ったため、警官に連行されて労働教養1年を宣告された。教養所に拘禁された孫さんは非人道的な迫害を受けた。孫さんは警官に暴力を振るわれて全身に痛みが走り、夜も横になれずに座ることしかできない日々があった。

 今年1月21日、孫さんは母親・馬翠賢さんと一緒に車で出かけ、街で人々に法輪功が迫害されている実態を話したが、中国共産党の法輪功に対する誹謗中傷宣伝を信じている人に通報されて連行された。親子は相前後して、寧河県留置場と西青区留置場に拘禁されていたが、現在、どこに拘禁されているのかは不明である。

 孫さん親子の家族と友人は、親子のことをとても心配しているという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/2/24/305546.html)
 
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