【明慧日本2015年6月26日】オーストラリア・シドニー最大の都市、ブラックタウン市役所で6月17日の夜、文化祭の参加者の授賞式が行われた。スティーブン・バリ市長は、式に出席した市議会議員、市役所の幹部、文化祭に参加した各団体など、およそ100人以上の参加者に、「2015年ブラックタウン市の文化祭に参加されました、シドニー法輪大法学会に『最優秀(吹奏)楽団賞』、ならびに『最優秀衣装賞』を授与し、賞金として1000ドルを贈ります」と発表した。
今年のブラックタウン市主催の文化祭は、70以上の異文化団体が参加した。地元の市議会はこの授賞式を通して参加団体を励まし、より多くの団体に積極的に参加してほしいと望んでいる。
受賞したシドニー法輪大法学会の二人が、ブラックタウン市長(中)と記念撮影 |
「法輪功のパレード隊列が一番好き」と話す、市の文化祭担当者のリチャードさん(中) |
シドニー法輪功学会に贈られた「最優秀楽団賞」の表彰盾 |
シドニー法輪大法学会に贈られた「最優秀衣装賞」の表彰盾 |
「私は法輪功の隊列が大好き」
授賞式が終わると、市の文化祭担当者のリチャードさんが法輪功学習者に近づき、「今年もあなたたちに会えましたね、法輪功は毎年受賞していますからね。あなたたちは最高の賞をもらうべきです。なぜならば皆よい人だからです。しかも天国楽団は、衣装も素晴らしく、私は法輪功の隊列が大好きです。毎年、私に楽しいひと時をもたらしてくれます。ありがとうございました」と話した。
授賞式に参加した法輪功学習者の敬慈さんは、「法輪功が初めてブラックタウン市の文化祭に参加した年から、私は毎年参加しています。数年前、私は中国の唐の時代の衣装を着て演技しました。多くの観衆が『わー!こんなに美しい衣装をはじめて見た』と話しているのを耳しました。彼らは手を振りながら驚いた様子で、『美しい! 素晴らしい!』と喜んでいました。私は今、天国楽団で楽器を吹いています。天国楽団が着る古代の衣装も観衆の注目となりました」
「私たちの隊列には花車があり、蓮の花に天女が座っています。彼らは中国の各王朝の服装を身にまとい、古代楽器を演奏して踊り、その天国のような光景が、西洋人にとても人気です。観客は次々と記念撮影をしていました」と話した。
観客に中国文化を伝え、中共による迫害の真実を明らかに
法輪功の文化祭参加の世話人を担当するジョンさんは、「私は法輪功を修煉して恩恵を受け、素晴らしい功法であることも分かりました。1999年7月、江沢民は法輪功に対する迫害を発動し、世界で法輪功を誹謗中傷する虚言を散布しました。私はその時から、どのようにすれば西洋人に法輪功は良い気功で、『真善忍』は素晴らしいものであることを分かってもえるだろうか、と考えていました。そこで文化祭にいろいろな団体が展示ブースを設けていたので、法輪功も同じように展示ブースを設ければ、人々に法輪功を紹介し、中国共産党による迫害の真実も伝えることができると思いました。法輪功は2000年から文化祭に参加したのです。同年7月、私たちはドゥーンサイド市の文化祭にも参加しました。2008年以降、法輪功は毎年最優秀賞を受賞しており、ダブル受賞したのは2回目です」と話した。
中共の企み、失敗に終わる
法輪功の文化祭に参加することは平坦な道のりではなかったという。ジョンさんは、「私たちは2000年から文化祭に参加していますが、翌年の文化祭は、中国領事館員2人がきて、文化祭担当者に法輪功を誹謗中傷し、参加の取り消しを強要しました。文化祭の責任者のグレアム氏は、『彼ら(法輪功学習者)はいい人たちです。ここは中国ではありません』と言って、領事館員の理不尽な要求を拒否しました。市政府は中国のある市と姉妹都市を提携しており、提携先の市政府からも圧力があったと予想されます。しかし地元政府は、法輪功学習者は『真善忍』に基づいて修煉していることを知っており、よい人をめざしていることも知っています。ですから、毎年参加できるだけでなく、賞や賞金まで与えてくださいました」と話した。
「江沢民は全世界で告訴されるべき」
ジョンさんは、「皆さんが知っている通り、現在世界で江沢民が告訴されています。私たちはこの自由社会で、自由に煉功できるだけでなく、コミュニティの活動にも自由に参加できます。それに比べ、中国においては残酷な迫害を受けています。本来ならば十数億人が恩恵を受け、道徳の向上や素質の改善ができ、社会各方面に貢献できるにもかかわらず、江沢民は孤軍奮闘で法輪功を迫害し続けています。さらには、法輪功学習者の生体から臓器を摘出して高価で売買しています。このような悪魔と言える江沢民は全世界で告訴されるべきだと思いませんか?」と話した。