天津市:娘が不当に連行され 父は担当警官を告訴
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 【明慧日本2015年7月11日】天津市の法輪功学習者・宋恵嬋さんは3月2日に不当に連行された。最近、宋さんの父親・宋伝勤さん(85)は中級検察庁に、娘を連行した警官の執行違法行為を告訴することを決めたという。

 3月2日、胡家園派出所の副所長、塘沽国保大隊(法輪功迫害の実行機関)支隊隊長など警官20人は宋さんの自宅に侵入し、不当に連行した。宋さんの母は曾孫を守るため、左手の人差し指と中指の間を引き裂かれ、血が床一面を覆った。警官らは宋さんを連れて息子の家に侵入し、パソコン2台などの私物を押収した。宋さんの息子は退職してから国保の警官に、母の行方と家財を押収した理由を聞きに行った際、警官3人に地面に押さえ付けられたという。

 宋さんは法輪功を学んでから、三叉神経痛、頭痛などの病気が完治した。また「真・善・忍」の教えに従い、より良い人になることを目指し、同僚と隣人に好評を博した。しかし、宋さんは法輪功を学んでいるとの理由で数々の迫害を受けた。2004年9月21日、宋さんは国保大隊の警官に不当に連行・家財を押収され、10数日間拘禁されてから板橋女子労働教養所に1年3カ月間拘禁された。12月、宋さんは公職を追放され、契約を解除された。2006年、宋さんは貼り付けられた法輪功のチラシを見るだけで15日間拘束された。さらに、長い間警官に監視され、心身とも大きなダメージを受けたという。

 宋さんの親は現在、弁護士に依頼し、娘を連行した警官の違法行為を告訴した。しかし、ビン海区検察庁と塘沽検察庁とも管轄外だとした。そのため、宋さんの父親は中級検察庁に告訴することを決め、娘の救出を求めているという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/7/6/312004.html)
 
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