吉林省の体育学院教師 2年近く不当監禁される(写真)
【明慧日本2015年7月24日】吉林省の車平平さん(40歳女性)は、高学歴の家庭で育ち、父はかつて師範大学学院の院長を務めた。車さんは体育学院で教鞭を取っていた。
2013年10月彼女は法輪功を修煉したため、連行され、現在は吉林留置場に監禁されている。
車平平さん
車平平さんは法輪功を学んでいるとして、何度も王所長らに殴打され、同じ部屋の受刑者にも殴打された。車さんは監禁と迫害に反対したため、受刑者の服を着ることや労働教養を拒否し、断食をしたため、無理やりにお粥を流し込まれた。このような環境で、元々健康だった車さんは健康状態が急激に悪くなり、ホルモンのバランスが崩れて、一年あまり生理がなかったという。
2013年10月18日、吉林市の法輪功学習者とその家族が連行された。当日午前、吉林市の北山警察署の警官らは車さんの住んでいたマンションの廊下で待機して、家の様子を監視した。午後7時過ぎごろ、車さんは家から出てきたところを、3人の警官らに連行された。1カ月後、車さんを含め、朱玉軍さんなど10人の法輪功学習者たちが不当に提訴された。
法輪功学習者たちの家族は北京、 重慶市、山東省などから十数人の弁護士に依頼した。しかし、吉林省「610弁公室」は、吉林市の政法委員会や公安局、検査院、裁判所、司法局に命じて、弁護の手続きを通さないように仕向けた。船営区の関係者は「法律より検査院の方が権利が大きい」と主張し、吉林市高新区裁判所の関係者は「地方は地方なりのルールがあり、上からその権利を与えられた」と言ったという。
最近、車さんの弁護士は再び面談しようとしたが、留置場に阻止された。