オーストラリアメディアは1面トップ記事で江沢民を訴える大潮と中国共産党による生体臓器狩りの暴行を報道した(写真)
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 【明慧日本2015年8月23日】オーストラリアのメディアグループフェアファックスの地区新聞ザ・リ-ダーが、2015年7月2日に一面トップで《臓器売買に抗議する》をテーマにして、シドニーの二人の法輪功学習者の家庭が被った迫害、および中国共産党による生体臓器狩りの犯罪を報道し、同時にまた、法輪功学習者による江沢民を告訴するという大きな潮流が現れたことを報道した。

澳洲报纸《领先者》(The Leader)报导了中共活摘器官的罪行及法轮功学员诉江大潮

オーストラリアの新聞のザ・リーダーは、中国共産党による生体臓器狩りの犯罪行為と、法輪功学習者による江沢民を告訴する、大潮流が現れている事を報道した

法轮功学员要求中共停止迫害

法輪功学習者は「中国共産党は迫害をすぐさま停止するように」と強く求めた

 報道によると、法輪功学習者の劉春利さんと庄エイさんが前中国共産党の国家主席・江沢民の犯した残虐な体罰と生体臓器狩りを告訴するため、中国共産党最高裁判所と最高検察院に告訴状を郵送した。

 今年の5月末から、すでに2万人を上回る法輪功学習者とその家族が江沢民を告訴した。報道によると、法輪功学習者の劉春利さんと息子のエリックジャさんが、オーストラリアのような自由な国に住むのはとても嬉しい。けれども、エリックジャの父の賈曄さんが、いまだ中国刑務所に拘禁されているため、母子二人は彼に対して、いつも生体臓器狩りが行われるのではないかと、非常に心配した。

 オーストラリアの民族テレビ局(SBS)のDateline番組が、近頃の中国共産党の生体臓器狩りの実態を調査して報道した。この番組は「中国共産党は何の罪もない良い人々の臓器を生きたまま取り(肝臓、腎臓、心臓、肺と角膜などの臓器移植のドナーとして)、これを売買する」という非人道的行為を指摘した。

 2008年、国連は法輪功学習者の生体臓器狩りを告発し、2000年から中国共産党による生体臓器狩りの件数が、激増している理由とその実態を、中国共産党に詳しく釈明するように求めた。

 報道は、オーストラリアの法輪大法協会スポークスマンの趙女史の話を引用して、「この生体臓器狩りは強制的に、生きたまま臓器を摘出するという国家的犯罪行為であり、中国共産党政府、軍隊、刑務所と医者が共に連携して行っている」と述べた。「すぐさま、臓器売買をするには、相当多くのドナーを必要とする」趙女史はまた「法輪功学習者の多くが行方不明になったり、あるいは、家族にただ1つの骨箱だけを渡し、その件の取り調べもなく、説明もない。そして家族が知らせを受け取ると「彼らの家族に自殺した、あるいは心筋梗塞で死亡した」などと話した。

 1998年、庄エイさんは大学に通っていたとき、法輪功に出会った。彼女は「法輪功は自分の人生の中で、いつも追求して探していたものだ」と思った。数回の迫害を経験した彼女は、幸いにも刑務所を出ることができ、生体臓器狩りから逃れることができた。

 「私は上海の女子刑務所に送られる前に、上海浦東留置所では、病院で臓器移植のための各種の臓器検査を受けた。この検査は、法輪功学習者にだけ、行うものです。病院側が私に対して血液検査や健康診断を行ったのは、法輪功学習者の臓器売買のためのデータをとる目的だった」と庄エイさんは後で分かった。

 庄エイさんは最後に、刑務所と中国共産党から姿を隠し、逃げたが、彼女は依然として、帰ってこれない夫の身を案じ、心配した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/7/7/312078.html)
 
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