【明慧日本2015年9月8日】黒竜江省ハルビン市溶接育成センターの熟練エンジニア・呂適強さん(42歳男性)は先月28日昼ごろ、市香坊(こうぼう)区和平路派出所の警官により不当に連行され、市第二留置場に拘禁された。
当日午前8時過ぎ、当派出所の警官は呂さんに「確認したいことがあるので派出所まで来るように」と電話をしてきた。呂さんが派出所へ行くと、警官は呂さんを不当に拘禁した。拘禁の理由は呂さんが元国家主席・江沢民に対する告訴状を郵送した事だと言った。
驚いた呂さんの職場の上司らは派出所を訪ね、呂さんの人格を保証し、すぐさま職場に戻らせるよう申し出たが、派出所側は拘禁は香坊公安局が決定したことで、派出所には解放する権限がないという理由で拒否した。その後、呂さんは第二留置場に拘禁され続けた。
1996年2月に法輪功を学び始めた呂さんは、心身ともに大きな変化があった。また職場の重要なポストで大きな役割を果たし、上司や従業員たちから高く評価されていた。
呂さんの3人の姉夫妻も法輪功学習者です。彼らのほとんどが不当に連行されて拘禁された。1999年7月22日、呂さんの家族は黒竜江省政府へ陳情に行ったという理由で、一番上の姉・呂適平さんは5回も不当に連行され、そのうちの1回は労働教養を強いられた。二番目の姉の夫・韓偉さんは3回も不当に連行され、1回は労働教養を強いられた。また、三番目の姉・呂適昕さんは、2回不当に連行された。適昕さんの夫・李国友さんは4回も不当に連行され2回、労働教養を強いられた。その結果、呂さんの両親は長年恐ろしい目に遭い、苦しい日々を送っていた。
現在、呂さんの自宅には妻と中学生の子供が残されている。呂さんが1人で家族を養っているため、家族は苦境に陥っている。さらに、呂さんの父親(70代)は身体が衰弱して介助が必要となっている。しかし呂さんの姉たちは海外に亡命しているため、父親の面倒を見る人がいないという。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/9/4/152377.html)