【明慧日本2015年10月5日】中国の習近平(しゅうきんぺい)国家主席が先月27日、ニューヨークを訪問時、法輪功学習者たちは、ザ ウォルドルフ アストリア付近と国連本部に向かう沿道で横断幕とプラカードを掲げ、法輪功に対する迫害を停止させ、江沢民を法の下で裁くよう要求した。日曜日のため通行人は平日より少なく、横断幕が目立って見えた。法輪功学習者は朝6:30~夕方5時まで抗議の横断幕を高く掲げていた。またチラシとその他の資料を通行人に配布する学習者もいた。
習主席の車列は国連の婦人大会に参加するため、何回も横断幕の前を通った。
NBCとコロンビア大学の記者が法輪功学習者・ルシーさんを取材した。記者はルシーさんに「どうして学習者がここで抗議しているのか?」と質問した。ルシーさんは「法輪功は16年間、中国で迫害されました。迫害はいまだに続いています。その弾圧を始めたのが江沢民です。私たちはここで法輪功に対する迫害を停止させ、江沢民を法の下で裁くよう、習近平主席に要求しています」と答えた。
ニューヨークでおよそ300人が江沢民を告訴
5月~現在まで、18万人以上の人が江沢民を告訴している。そのうちの300人はニューヨークの法輪功学習者である。李瓊さんもそのなかの1人で、中国の最高裁判所と最高検察院に告訴状を郵送した。李さんは法輪功に対する信念を堅持したため、4回、労働教養所に拘禁された。李さんは「私は濃度の高い塩水を強制的に飲まされて数日間、高く吊し上げられました。そして数カ月間、小さな椅子に座らせられ、動くことも、睡眠も剥奪されました。これらの虐待を覆い隠すために、警官はほかの受刑者に知られないように独房で行いました」と話した。
通行人からの支持
多くの人たちが学習者から資料を受け取り、一部の人は更に質問しました。「法輪功の友」の会長・アラン・アドラーさんは「江沢民を法の下で裁くことは中国の未来にとって極めて重要である」と述べた。アランさんは「法輪功と真・善・忍の原則を弾圧することによって、中国の道徳的基盤は危険にさらされた。法輪功に対する残忍な行為をやめることと、国民が共産党から離脱することは中国が更にすばらしい未来に向かう道のりで、歩むべき具体的な一歩となる」と述べた。
「法輪功の友」は月曜日、ニューヨークタイムズ紙の1面に習近平主席宛ての公開書簡を発表した。
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/9/29/153004.html)