【明慧日本2015年11月8日】(明慧ネットのレポーター唐秀明により)10月3日と6日、イギリスの大手新聞紙『デイリー・ミラー』と『デーリー・メール』は、自社のデジナル版に文章を掲載して最近アメリカで公開されたドキュメンタリー『信じ難い』(Hard to Believe)を紹介した。
掲載された文章は「このドキュメンタリーは、中国共産党による法輪功学習者からの生体臓器狩りを、現在の最も卑劣な人権侵害だと教えている」と述べた。実際には、中国共産党の生体臓器狩りの非難告発に対して、2006年から国際的な人権弁護士が独自に調査して、すでに証拠を公表していた。しかし今まで中国共産党が法輪功学習者の臓器を、世界中の患者に販売したことについて、国際社会は広い範囲で重視せず、このことを世界中は、依然として見て見ぬふりをしている。
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网 址:http://www.dailymail.co.uk/news/article-3257383/Thousands-religious- prisoners-China-livers-kidneys-corneas-ripped-ALIVE-sell-transplant-tourists-claims-new-film.html
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网址:http://www.mirror.co.uk/news/world-news/thousands-religious-prisoners-china-have-6567660
2社のデジナル版の文章は「『信じ難い』(Hard to Believe)はこういう恐ろしい事実を暴露していた。中国共産党は、何万人かの不法に拘禁された法輪功学習者の体から、肝臓、腎臓、角膜や心臓を摘出し、最も恐ろしいのは、この人たちは生きまま臓器を摘出されている」と述べた。
『信じ難い』の監督ケン・ストーン氏(Ken Stone)は「私達が言いたいのは、こんなに多くの調査資料があり、たくさんの人がすでに提供した確実な証拠があるのに、なぜか無関心な人が多いいということです」と『デーリー・メール』のウェブサイトMailOnlineにコメントした。
文章は法輪大法が、中国で伝えられた後の急速な広がりと、中国共産党が1999年に始めた法輪功への迫害も紹介した。『デイリー・ミラー』は「法輪功は前世紀90年代に広がりはじめて、7年間で煉功者が約1億人に達したのをきっかけに、中国共産党の政権は1999年に法輪功への残酷な鎮圧を始めました。不法に拘禁された国民が何千何万も信仰の罪人(religious prisoners)になっています。中国共産党の鎮圧は今なお続けられているにもかかわらず、中国で法輪功をする人は大勢います」と述べた。
二つの文章による『信じ難い』の中で、イーサン・グートマン氏、人権弁護士でノーベル平和賞のノミネート者のデビッド・マタス氏(David Matas)とカナダの元国務秘書のデビッド・キルガー氏(David Kilgour)が行った調査に基づいて証拠が詳しく言及された。
『デーリー・メール』はイーサン・グートマン氏に取材を行った。グートマン氏は「残虐な行為に直面する時、人々はそれを無視することに慣れてしまいます。悪行がすでに終了後、やっと認識します。私達がユダヤ人の大虐殺を確認するのにどれほど長い時間がかかりましたか?これを考えてみると、このような事が繰り返されている原因がわかります」と語った。
『デーリー・メール』は『信じ難い』の中で、ある確かな証拠に特に言及した。かつて新疆(しんきょう)のある病院の外科医だったウイグル族人エンベル・トッティさんは、自分が中国で生体臓器狩りに参与した経験をEUで証言した。エンベル・トッティさんによると、数年前、彼は新疆のある病院の外科医としてある死刑執行場に連れてこられた。そこに銃で撃たれ地面に倒れている男性がいた。彼の傷は致命的ではなく、回復することができるほどだった。しかしトッティさんの上司は、この生きている男性の器官の摘出を命令して、後でエンベル・トッティさんに「今日はなにも働きませんでしたと、考えてください」と脅した。
『デイリー・ミラー』と『デーリー・メール』デジナル版の文章はこの「法輪功への迫害の首謀者・江沢民に法的裁きを」の写真を掲載する |
二つの文章は、このPBSが制作した『信じ難い』が、最近アメリカで公開されたとして、法輪功学習者が中国共産党の生体臓器狩りを、停止するように呼びかける写真を掲載した。
この報道について、イギリスの読者はたくさんのコメントを出した。「この政権(中国共産党)が人類と動物に行った残忍な行為を考えると恐怖を感じた」、また「中国でこのような事が発生しているのに、まだ引き続き貿易を続けますか?」とイギリスの財政大臣のジョージ・オズボーンさんに直接呼びかける人もいた。
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/10/13/153216.html)