北京市の学習者 不法連行され 幼い子供に心の傷
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 【明慧日本2015年11月27日】法輪功学習者の劉立春(38歳女性)さんは、12日、午前7時頃、北京市石景山区の交番の警官に不法連行され、当日午後、房山市看守所に送還された。

 警官らに自宅から強制的に連れ出された際、外は大雪に見舞われており、そんな中、劉さんが着ているものはパジャマのまま、裸足にスリッパをはいているだけという状態で、警官に着替えすらさせてもらえなかった。

 劉さんは活発で人当たりが良く優しい心の持ち主だった。2008年、劉さんが受けた2年間の強制労働教養の不法判決は、中国共産党の法輪功への迫害によるものだった。このため劉さんは離婚されている。そのとき劉さんの息子はまだ2歳だった。

 2010年、出所した劉さんは幾つかの仕事を掛け持ちしながら1人で息子を育てていた。母親を奪われていた2年間は、幼い子供にとって癒えようのない傷を心に残していた。そのうえ再び母親が連行されるということは子供にとって残忍なことではないだろうか?

图一:二零一零年刘立春回来后辛苦的打好几份工,独自养育年幼的儿子

2010年出所した劉立春さんは、幾つかの仕事を掛け持ちしながら一人で息子を育てていた

图二:刘立春年幼儿子

劉立春さんの息子

 現在に至っても、警察側から劉さんが連行された理由書は、一切提示されていない。幼い息子に母親を返してあげてください! これ以上子供の心を傷つけないでください!

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/11/16/319232.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/11/20/153754.html)
 
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