北京 11年獄中生活の学習者、再び不当判決
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 【明慧日本2015年11月27日】昌平区裁判所は、法輪功学習者・張宏儒さん(43)への不正裁判を開いた。

張さん

 張さんは遼寧省の出身のエンジニアで、北京へ出稼ぎで出てきていた。

 張さんは、7月22日、自宅で拉致されたあとパソコンやプリンターなども没収され、翌日、裁判を受けることもなく北京昌平区留置場へ送り込まれたという。この迫害は、沙河鎮派出所、昌平区国保大隊などが関わっている。

 昌平区裁判所は、11月6日、法廷の場で張さんを誣告し、不公平な裁判を行った。張さんは、自分が法輪功を学習することによって心身ともに受益していることを強調した。また弁護士も張さんの無実を証明し、被告人を速やかに釈放することを求めた。

張さんと家族

 閉廷後、張さんは母親と、少しの間、直接話すことができ、その時、母親は「正義を守り、意志を貫き、邪悪な加害者に屈せず、自分の正しい立場を固めるよう頑張れ」と励ましたという。

 かつて張さんは迫害を受けたが、法輪功をやめないために、11年の不当判決を受け、獄中生活を強いられた。しかし出所してからわずか4年で、再び拉致され、不当判決を受けることとなった。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/11/23/319553.html)
 
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