四川省:女性法輪功学習者に不当判決
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 【明慧日本2015年12月6日】四川省什ホウ(しゅうほう)市の法輪功学習者・潘暁萍さん(女性)は7月3日、地元公安局に不当に行政拘禁され、15日に刑事拘禁された。

 今月13日、裁判所は家族に知らせないまま、潘さんに懲役2年6カ月の不当判決を宣告した。現在、潘さんは省女子刑務所に拘禁されている。

 7月3日に外出した潘さんは帰宅せず、5日午前、家族は市の拘置所に状況を訪ねに行った際、潘さんが中国共産党による法輪功の誹謗中傷宣伝を信じている人に通報され、15日間行政拘禁されたことを知った。

 15日、警官は市公安局の「刑事拘留通知書」を潘さんの夫に見せ、署名を強要した。潘さんの夫は拒否したが、潘さんは市留置場に移送された。

 かつて、潘さんは鼻咽頭癌、胃出血、乾癬(かいせん)などの病気を患っていたが、法輪功を学んでから健康を取り戻し、「真・善・忍」の教えに従って他人を優先に考えるようになった。

 しかし、江沢民グループの法輪功に対する迫害で、潘さんは1年5日の労働教養処分に処せられた。潘さんは5回不当に行政拘留され(合計75日間)、1回刑事拘禁、39日間洗脳班に拘禁、2回家財押収、数えきれないほどの嫌がらせ、現金・約300元をゆすり取られたことがある。また、市610弁公室、公安局、国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の関係者に尾行・監視された。

 2008年7月8日、潘さんは街頭で法輪功の無実を伝えた時、国保大隊の関係者に写真を撮られ、翌日、市の新聞に掲載された。その後、潘さんはずっと尾行された。

 翌年、潘さんは自宅で『共産党についての九つの論評』の録音を聞いた時、監視していた警官に通報された。そのため、潘さんは迫害から逃れるため、放浪生活を余儀なくされた。

 2011年6月、潘さんは広漢市和興鎮洗脳班に39日間、拘禁された。

 同年12月21日、潘さんは徳陽市610弁公室が主催する洗脳班で転向しないため、警官に証拠をねつ造され、迫害を加えられた。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/11/28/319759.html )
 
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