【明慧ネット2016年1月5日】(明慧ネット記者北京報道より)北京市延慶県法輪功学習者・閆科忠さん(47)は、今年11月末に延慶県裁判所で三年の不当な刑事判決を受けた。しかし、家族は未だに判決書を受けとっていない。
閆さんの家は延慶県・南菜園・燕水佳園地区にあり、仕事で片腕におった傷により、身体障害者となった。しかし、法輪功を修煉してからは自活できるようになり、荷車を引くことにより生計を立てている。閆さんに荷車を引かせる客は、皆閆さんを信頼しており、誰もが口々に良い人であると認めている。
だが、このような良い人で身体障害者となった人でさえ、拘禁をまぬがれず、2008年4月19日に延慶留置所で50日間拘禁され、その後は不当に2年間の労働教養を受けた。
5月11日、閆さんの家に突然7、8人の警察官が侵入してきて、家財を強制的に没収した。没収した中には、パソコンや印刷機、大法の書籍があり、さらに、閆さんとその家族まで一緒に拘禁した。
その後5カ月間、家族は何回も閆さんに会うことを要求したが、すべて拒否され、何の安否確認の情報ももらうことができなかった。そして10月10日になってから突然、14日に裁判があると通知された。また、閆さんは迫害により健康を非常に損なって、入院したことがあったという。
10月14日午前、北京延慶県裁判所は不当に法輪功学習者の閆さんを裁判し、裁判所は閆さんの妻子に、裁判の傍聴を許さず、法廷では判決を出さずに、後日また、裁判の判決の通知をすると言った。
裁判開始後、家族は何回も延慶裁判所からの電話で、罰金を支払うように言われた。しかし、家族はこれをすべて拒否した。どんな悪だくみか分からないが、延慶司法所が電話で、戸籍簿の家屋不動産の身分証を身に付けて、裁判所に来るようにと言われたが、家族はこれを拒否した。
11月末、裁判所は不当に閆さんに3年の刑事判決を下した。そのことは未だに家族にも伝えられず、閆さんは依然として延慶留置所に不当に拘禁されている。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
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