明慧法会|師父の教えに応える
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 文/中国・山東省の大法弟子

 【明慧日本2016年4月10日】

 慈悲で偉大なる師父、こんにちは!

 同修の皆さん、こんにちは!

 今日、師父にご報告し、同修の皆さんと交流したいのは、「着実に修める中で、どのようにして師父の教えの通りに行うのか」ということです。

 良好な家庭の修煉環境を切り開く

 1999年「7.20」までは、私たちの家は修煉の家でした。私は1997年に大法の修煉を始め、その時は28歳でした。両親と妻が1998年に続いて修煉を始めました。「7.20」に大法が迫害に遭い、両親と妻は恐れて修煉しなくなりました。1999年に私は北京へ2回陳情しに行き、北京の警察署の警官にめった打ちにされ、不当に拘留されて罰金を取られたので、両親と妻はほとんど精神が崩壊した状態になってしまいました。妻は精いっぱいのことをして、私が修煉を続けるのを阻止しましたが、大法は私の心にしっかりと植えつけられ、確かなものとなっていたので、動揺することはありませんでした。

 師父は弟子の正念をご覧になり、私のために家庭の障碍を取り除いてくださったので、1年後、私はまた自由に学法煉功ができるようになりました。

 しかし、この家庭環境に満足できず、師父の『轉法輪』の中に書かれている「われわれは今日こんなに素晴らしい功法をあなたのために持ち出し、しかもわたしがすでにそれをあなたの目の前に捧げて、あなたの家の玄関口まで送り届けているのです。あとはあなたが修煉できるかどうかにかかっています。できるなら修煉し続けてください。修煉できないというなら、今後二度と修煉のことなど考えない方がよいのです。魔があなたを騙す以外に誰も教えてくれる人はいませんので、これからは修煉をやめたほうがよいのです。わたしがあなたを済度することができないなら、誰もあなたを済度することはできません。実際のところ、いま正真正銘の正法の師を探すのは、天に登ることよりも難しく、構ってくれる人など全くいません。末法の時期には、かなり高い次元も末劫の中にあるので、常人など構うどころではないのです」という法を読むたびに、「両親と妻が修煉しないなら、彼らは永遠に機会を失ってしまい、何と悲しいことだろうか!」と思いました。両親と妻は修煉をしたことがあるだけに余計に悲しがあり、両親と妻が修煉に戻って来られるように、必ず導かなければならない、と思いました。

 私は妻の説得を試みました。最初、妻の態度は強硬で、「良い人になればそれでいいでしょう」と言いました。私はまったく弱気にならず、というのも、当時、妻は私が真相を伝えるのを手伝っていたからです。しかし、『轉法輪』を読むように勧めても、妻は読みませんでした。時間は1年また1年と過ぎて行きました。一度、私は妻に「前は座禅できたけど、今でも両足を組めるの?」と聞きました。妻は自然な口調で「できないわけないでしょう!」と言いながら、両足を組んで座禅してみせました。そこで私は「一緒に静功しよう、どれくらい座禅できるかやってみよう」と言うと、妻は30分間座禅しました。

 この機会を逃してはならないと思い、『轉法輪』を読ませると、妻は何と2回も通して読んでしまいました。その後、同修たちの助けを得て、ついに2009年、妻は改めて大法に戻ってきました。今回の江沢民告訴の大潮流の中でも、恐怖心を捨て去り、两高(中国最高法院と最高検察庁)に告訴状を送ることに成功し、しかも順調に受取人の署名を得ることができました。

 小同修の面倒をよく見る

 長女について話しますと、1999年の冬、1歳半の長女を抱いて、私が不当に拘禁されていた警察署に妻が会いに来ました。眉間にしわを寄せて熟睡していた長女の可愛い小さな顔を見て、「将来必ず大法の美しさの中で成長させたい」と心の底から希望しました。長女が3歳の時に、『轉法輪』を読ませ、『洪吟』の中の詩を暗唱させました。8歳の時に煉功できるようになり、中学生になって迫害の真相を伝え、三退することを勧められるようになりました。

 15歳で中学3年になった時、長女は「発熱」という病業の関に遭いました。以前は病業状態が現れた時、長女はいつも薬を飲んでいました。しかし今回、優しく、しかし厳しく長女に「年齢は小さいけれども、もう何年も修煉しているのだから、真の修煉者に病気がないことはわかるでしょう、これは師父が消業してくださった後に現れた状態で、よいことです。心性を向上させれば乗り越えることができます。しかし、誰もあなたに強制することはできません」と言いました。そして今回、長女は頑張り抜き、4日後にすべてが正常に戻りました。そして現在まで、乗り越えることのできない病業の関は現れていません。

 今回の江沢民告訴のことを知り、長女は5~6日の時間をかけて真面目に訴状を書き、自分が書いた訴状を郵送するように強く私に要求してきました。私と妻は長女のために校正し、それは中国最高法院と最高検察庁へ届けられ、順調に受取人の署名を得ることができました。

 次女は去年10歳になりました。次女がまだお腹の中にいた時から「法輪大法は素晴らしい」と私は教えていました。また3歳の時に、大法書籍を読ませ、『洪吟』の中のいくつかの詩を暗唱させました。次女が本当に病業の関を突破できたのは、7歳の時でした。その年、おたふくかぜになり、ほっぺたが腫れて発熱しました。それ以前は、病業の状態が現れた時はいつも薬を飲んでいました。もちろん、この事と私たち保護者の心性とは大いに関係があり、私たちは人心を放下できていませんでしたが、この時は確固として人心を取り除きました。次女が小さかったからこそ、私たちも人心を取り除かなければならなかったのであり、私は「師父が消業してくださっているのなら、これは大病ではないので、心性が高まりさえすれば、黒い気が外にわき出て来て、すぐによくなります」と言いました。次女はうなずきましたが、それでも時々泣いていました。5日後、すっかりよくなり、薬も飲まなければ注射もせずに、学校を休むこともありませんでした。

 同じクラスのクラスメイトのほとんどがおたふく風邪にかかり、ほとんどの者が7日間点滴をしてやっと治り、その間、学校を休んでいました。これは大法の不思議な力を証明していました。その時から現在まで、病業の関に遭った時でも、次女は簡単に病業を突き破ってしまいました。

 次女は小さい時からすでに三つのことを行い、真相を伝え三退を勧めていました。多くのクラスメイトと友人が少年先鋒隊を脱退しました。去年の11月、1人のおばあさんに三退を勧めました。そのいきさつは次のようなことでした。次女が江沢民告訴のシールを、祖母が住む村の電柱に貼りました。その時、近くに誰もいないことを確認し、安全に注意しました。しばらくして、江沢民告訴のシールを囲んで人々が話し合っていることに、次女は気づきました。人が少なくなるのを待って、1人のおばあさんに、江沢民告訴の大潮流の事、蔵字石の事を伝え、「偽りの天安門焼身自殺事件」と中国共産党がいかに邪悪であるかを伝えました。さらに、おばあさんがかつて加入した少年先鋒隊を脱退することを勧めると同意したので、きれいな仮名を付けてあげ、「『法輪大法は素晴らしい』を覚えておいてください」と教えると、おばあさんはとても喜んで、次女の幼名を呼びながら「あなたの話をもっと聞きたいわ」と言いました。

 師父は私たちに「大法弟子の家の子供になったのには、理由があるのです」と教えてくださった通り、もし私たち大人が大法弟子の家の子供の面倒が見れないのなら、私たちはうまく修煉できていないということになります。

 両親も大法に戻ってきました。今では真相を伝えに出て行くことはありませんが、私たちの修煉は支持してくれています。家族の力強い支持があってこそ、ほとんど全身全霊で師が法を正すことをお手伝いすることができるのです。

 家で資料拠点を立ち上げる

 家庭環境が良かったので、家で資料拠点が自然に立ち上がり、同修である家族の支持と助力を得ました。周りの同修と協力して真相パンフレットを作り、『共産党についての九つの論評』の書籍を大量に制作し、真相カレンダーを作り、神韻公演DVDを作ったりして、人を救うのに使えるように周辺の同修に供給しました。去年から、シール(シルクスクリーン技術)を制作する同修の負担を軽減するために、断裁、紙のセット、材料投入の行程は、私と村の同修が代わりに行うことにしました。

 資料を作るにあたって、厳しく自分に要求しました。資料を作る事を修煉の代わりにすることはできませんので、しっかり学法し、しっかり発正念しなければならず、すべてのことを注意深く行い、資料については厳しくチェックしました。たとえば、神韻公演DVDを作る時には、サンプルを抜き取って見れるかどうかを検査し、問題があればすぐに問題を正しました。『共産党についての九つの論評』を印刷するにあたっては、文字がきちんと揃っているようにし、すべての資料に衆生を救い済度する作用が本当に伴うようにしました。

 資料作成の行程には私の修煉状態が反映されたので、心性の向上に大いに役立ちました。ある時、2人の同修の修煉状態に執着してしまい、とても気がかりでした。結果、本来なら正常に動作するはずのプリンターが突然ミスを起こしたので、急いで内に向けて探し、自分の執着を探し、その時の自分の状態がすでに大法から外れていたことに気づきました。また、何回も明慧ネットにアクセスしようとしてもアクセスできなかった時は、「内に向けて探し執着を取り除かなければならない」と思いました。このように考えると、不思議なことに、まだ何もしていないのに、必要なホームページが現れてきました。同修が法に則っていないことに執着し、ひどく頭に来た時は、プリンターのインクカートリッジの黒い管からたくさんの気泡が出てきました。それを見てすぐに悟り、急いで不平に思う心を取り除きました。

 私と長女が紙をセットしてシールを制作した時、長女の紙の巻き方が良くないと思いました。しかし、内に向けて探し、自分が紙をきちんと引き伸ばさないから、長女の紙の巻き方が良くならないことに気づきました。今は私がきちんと紙を引き伸ばすので、長女の紙の巻き方は速く、しかも良くなり、一種の功能のようなものを形成しました。

 全体で協力して江沢民を告訴する

 明慧ネットと法輪大法学会の江沢民告訴に関する通知を見た時、緊張し興奮しました。師父の法を正す進展がこの一歩を導いたのだと悟りました。そこで、すぐにこの知らせを周囲の同修に伝えました。

 『5.13』世界法輪大法デーの日、私たちは市内の十数人の同修と切磋琢磨して江沢民告訴のことを行いました。同修たちは「これは、師父が弟子と衆生をいつくしみ憐れみ、弟子たちが向上するとともに衆生を救い済度する千載一遇の絶好の機会である」と悟りました。同修たちは「師父の教えに応えるために、大法弟子を迫害した元凶である江沢民という邪悪を必ず告訴しなければならない」と言いました。5月14日に師父が説かれた「二〇一五年ニューヨーク法会での説法」を拝読した後、確信がさらに倍増しました。

 私たちは積極的に行動を起こしました。市内の同修の惜しまぬ応援に感謝しなければならないのは、年配の同修が江沢民に対する告訴状を郵送することに次々と成功したことです。行動を起こす中で私たちは互いに励まし合い、正念を強め、正々堂々と行いました。ある郵便局では以前、私たちの郵便物を取り扱ってくれなかったのですが、私たちの地区の2人の女性同修が、その郵便局に江沢民に対する告訴状を郵送しに行ったのです。私たちは2人の女性同修のために正念を発しました。同修の正念は強く、郵便局の窓口の係員に真相を伝えた結果、郵便配達人の態度が大きく変わり、友好的に告訴状を郵送する手続きをしてくれました。同修はその場で郵便局長の父親を脱党させただけでなく、一つの生命を救い、さらにそれ以後、その郵便局では江沢民に対する告訴状を郵送するための窓口を開いてくれました。

 江沢民告訴の行程は忙しかったのですが乱れることはありませんでした。次々と中国最高法院と最高検察庁に訴状を郵送することに成功し、成功したら次々と配達証明書の情報を明慧ネットに送りました。そして、不安な心があるために江沢民告訴に立ち上がれない同修と法に則って交流し、同修の正念を強め、最後に同修たちの不安の心を取り除くことができました。江沢民告訴に立ち上がれずにいた同修たちも、最後には正念が強まり、中国最高法院と最高検察庁宛てに訴状を送りました。

 教育レベルの低い同修が訴状を書く時には、同修に対して真剣にヒントを与え、何が私たちに対する迫害なのかについて、訴状の内容に漏れがないようにしました。たとえば、ある同修は迫害されて大法書籍を燃やされ、ある同修は保証書を書くよう迫られたのですが、それらはみな訴状の中に書くべきことであり、それらは私たちに対する最大の迫害であり、同時に、汚点をそそぐ機会をまた新たに師父が私たちに与えてくださったのです。

 9月1日と2日の2日間、私たちの地区の警官が、私と何人かの同修に対して「調査」を行いましたが、「調査」といってもいくつかの質問をしただけでした。たとえば「あなたはxxさんですか?」「まだ法輪功を学んでいますか?」「中央政府に手紙を出しましたか?」といった質問でした。質問は1分もかからず、家にも入らずに玄関で立ち話をして一問一答をし終わって、真相を伝える暇もなく、警官たちはパトカーに乗り込みました。パトカーを発進させた時、警官は窓を開けて、友好的に手を振っていました。

 警官の態度がどんなに良くなっても、大法弟子への嫌がらせが続くのは、中国共産党内の法輪功を迫害する機関がまだ停止せずに動いているからだ、ということを理解しました。そこで、江沢民告訴の事で市から大法弟子が嫌がらせを受けていることについて、私たちと市内の同修は各警察署長あてに真相を書いた手紙を郵送しました。

 さらに、江沢民告訴シールを大量に作って貼り、真相パンフレットを配って、「大法弟子が江沢民を告訴する目的は、より多くの人々に真相を知ってもらい、救い済度するためだ」ということを人々に知らせました。

 江沢民告訴は現在も行われており、私の地区の同修はみな厳粛に行いました。これからの修煉においても、弟子はさらに精進し、内に向けて探し、三つのことをしっかり行い、師父が法を正す進展にしっかりとついて行き、修煉においては初心を忘れず、師父について家に戻ります。

 弟子は師父に深謝いたします!

 ありがとうございます、同修の皆さん!

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』

 (明慧ネット第12回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/11/5/318487.html)
 
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