我が生命の終わりに、新しい命を授かる
■ 印刷版
 

文/中国の大法弟子 純芬

 【明慧日本2016年7月1日】私は、命の終わりが近づき、すべての希望を失った時に、法輪大法に出会いました。この喜ばしい日は、私が再び生き返った日であり、心にしっかりと刻みつけ、永遠に忘れることの出来ない日でもあります。

 あの頃、48歳になったばかりの私は、不治の病を患っていました。それは脳血栓による視力の低下で、ほとんど失明に近い状態でした。頭が痛くて、いかなる鎮痛剤を飲んでも、効果はありませんでした。仕方なく、酒でごまかし、さもなければ、頭を壁にぶつけていました。私にはひどい心臓病もあり、毎日、動悸が激しく、息が詰まりそうでした。また、小さい時から骨軟化症を患い、その後、結核となり、二つの膝は子供の頭ぐらいの大きさにパンパンに腫れ、病院で、黒い血を何杯も抜き取りました。最後に、とうとう歩くのも難しくなり、ベッドに寝たままの状態になりました。

 最も私を絶望させたのは、肝臓癌になったことです。体中が痛くて、病院で検査したら、肝臓癌の末期だと宣告されました。病院でも治療できず、医者は夫に、「美味しいものを作ってあげ、好きなようにさせ、最後の日を穏やかに迎えさせてあげなさい」と言ったそうです。当時、私が望んだことは、睡眠薬を飲んで、そのまま死んでいくことでした。

 しかし、私は死ぬどころか、生まれ変わりました。1997年10月20日、法輪大法を修煉している近所の人は、私が不治の病で病床から起き上がれないことを知り、見舞いに来てくれました。彼女は私に一冊の『轉法輪』の本を見せ、「あなたは、この『轉法輪』の本を読めば、もしかしたら、助かるかもしれません」と言いましたが、私は、まったく信じませんでした。近所の人は、『轉法輪』の本の写真を指差して、「この方は、あなたの病気を取ってくださるかもしれません。しかも、お金は一銭もかかりません。あなたはムダでも最後に読んでみる価値があります」と言いました。私は「それもそうだ、読んでみよう」と思い、この本を受け取りました。

 徹夜して、『轉法輪』を読みましたが、読んでいる時に、普段のような辛さを感じませんでした。「なんと素晴らしい本でしょう、私はここに書かれている事を見習わなければならない」と思いました。

 知らないうちに、あの不治の病も奇跡的に治りました。大法は私の命を伸ばしてくださり、偉大な師父は、再び命を与えてくださいました。師父と大法に対する感謝の気持ちは、言葉で言い表すことができません。

 1999年以後、大法は誹謗中傷されていたため、どうしても、大法の真相を世間の人に伝えなければならないと思いました。師父の慈悲なるご加護の下、あの中国共産党の狂気じみた迫害の中、私は無事に今日まで歩んでこられました。その間、危ない事はたくさんありましたが、すべて師父のご加護の下、無事に乗り越えてきました。

 2014年、私は道端に駐車した車に真相DVDを入れ、その場を離れようとした時、車から1人の警官が降りて来て、悪魔のような大声で叫び、私を止め、手錠を取り出しました。私は、警官に真相を伝えて、救わなければならないと思ました。警官は、「あなたはどこの人?」と聞くので、「法の中の人」と答えました。また、警官は、「あなたはどこに住んでいるの?」と聞くので、私は、「法の中に住んでいる」と答えました。警官は「あなたは違法行為をした。逃げられないぞ」と言うので、「法を犯してなどいません。もうすぐ70歳になります。死ぬことは怖くありません。今日、真相DVDをあなたに差し上げるのは、あなたのためを思うからです」と言いました。それから、私が法を得た経緯を話し、大法はどのように新しい命を与えてくださったか、また、どのように真・善・忍に基づいて良い人になろうとしたか、を話しました。警官も、「天安門焼身自殺」のことや、「4・25陳情事件」について聞かれましたので、一つ一つはっきりと説明しました。

 若い警官の態度は見る見るうちに変わっていきました。最後に、「おばちゃん、あなたはいい人だ。連行なんかしませんよ。これから、家まで送ってあげます」と言いました。若い警官が、「大法はあなたを守ったのですが、自分も守ってくれるでしょうか」と聞くので、「この私を送ってくれなくてもいいです。ただ法輪功修煉者の迫害に加担しなければ、今のように優しく対応すれば、神佛はあなたを守るでしょう。しかし、最初のような形相だと、あなたを守りませんよ。良い人を迫害するのは罪になり、善や悪が報われるのは、天の道理です」と諭してから、家に帰りました。

 昨年の秋、私はヨモギの茎で火をたいてご飯を作っていました。どういうわけか、私の左目に1本のヨモギの茎が刺さり、たくさんの血が出て、目を開けれませんでした。私は手で探りながらオンドルの上に上がり、痛みに耐え、座禅を組んで功を煉りました。2時間すると、目の中に何かが回転しているのを感じ、それが回転し、反転する間、酷い痛みを感じました。しかし、座禅を組んで2時間後、なんと目が開きました。3日後、私の目は回復し、正常になり、以前よりも見えるようになりました。以前は法を学ぶ時小さな字は見づらかったのが、今では、はっきりと見えるようになりました。

 この場をお借りして、この20年間の修煉の日々を通して、慈悲で偉大なる師父のご加護に、深く感謝いたします。長年の同修たちの無私な助けに、感謝します。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/6/23/330359.html)
 
関連文章