スイス36人の高級官僚 江沢民の告発を手伝う
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 【明慧ネット2016年7月18日】スイスの36人の高級官僚は、今年6月8日、連名で国連人権事務のゼイド・ ラアド・アル・フセイン氏に書簡を送り、江沢民を告発するよう促した。書簡には「すべての人類に恥辱を与えた中国共産党の前国家主席・江沢民と法輪功の迫害に携わった全ての責任者を逮捕し、法律に基づいて裁判を行い、裁決を下すよう習近平国家主席を激励して欲しい」と書かれている。また書簡の最後には、「我々はこのような犯罪を決して許してはいけないと呼びかけている。今日の我々の行動は、歴史的な意義をもつだろう」と綴られている。

 ジュネーブ州大議会議員ラパーズ氏は署名をする際に、「みなさんはまだ覚えているだろうか、前回の戦争で700万人のユダヤ人が殺害された後、我々はようやく目覚めた。今こそ迫害に苦しむ中国人を救う時だ」と話した。

 連名の書簡を締結した36人の高級官僚には、10人のスイス連邦国会議員と1人の前スイス連邦国会議員、24人のスイスジュネーブ州大議会議員、1人の前スイスジュネーブ州大議会議員が含まれている。

国会议员 Daniel BRELAT,国会议员 Dominique De BUMA,国会议员 Balthasar GLÄTTLI,国会议员 Beat JANS,国会议员 Liliane MAURY-PASQUIER,国会议员 Lisa MAZZONE,国会议员 Carlo SOMMARUGA,国会议员 Francine JOHN,国会议员 Andrea Geissbühler,国会议员 Giovanni Merlini,前国会议员 Ueli LEUENBERGER,日内瓦州大议会议员 Didier BERBERAT,前日内瓦州大议会议员 David HILER,日内瓦州大议会议员 Mathias BUSCHBECK,日内瓦州大议会议员 Marc FALQUET,日内瓦州大议会议员 Jean Luc FORNI,日内瓦州大议会议员 Henry RAPPAZ,日内瓦州大议会议员 Jean-Charles RIELLE,日内瓦州大议会议员 Eric STAUFFER,日内瓦州大议会议员 Andre Pfeffer,日内瓦州大议会议员 Bernhard Riedweg,日内瓦州大议会议员 Thomas Bläsi,日内瓦州大议会议员 Christian Flury,日内瓦州大议会议员 Christian Grobet,日内瓦州大议会议员 Christian Zaugg,日内瓦州大议会议员 Daniele Magnin,日内瓦州大议会议员 Florian Gander,日内瓦州大议会议员 Francois Baertschi,日内瓦州大议会议员 Jean-François Girardet,日内瓦州大议会议员 Jean-Marie Voumard,日内瓦州大议会议员 Patrick Dimier,日内瓦州大议会议员 Patrick Lussi,日内瓦州大议会议员 Sandra Golay,日内瓦州大议会议员 Sarah Klopmann,日内瓦州大议会议员 Stephane Florey,日内瓦州大议会议员 Thomas Wenger。

国会議員ダニエル・ブレラ氏、国会議員ドミニク・デ・ブマ氏、国会議員バルタザル・ガラット氏、国会議員ビート・ヤンス氏、国会議員リリアン・モーリー・パスキエ氏、国会議員リサ・マッツォーネ氏、国会議員カルロ・ソマルガ氏、国会議員フランシーヌ・ジョン氏、国会議員アンドレアゲスビュラー氏、国会議員ジョヴァンニ・メルリーニ氏、元国会議員ウェリ・ロイエンバーガー氏、ジュネーブ州大議会議員ディディエ・ベルベラット氏、元ジュネーブ州大議会議員デイビッド・ヒラー氏、ジュネーブ州大議会議員マサイアスブッシュベック氏、ジュネーブ州大議会議員マーク・ファルクエット氏、ジュネーブ州大議会議員ジーン・リュック・フォルニ氏、ジュネーブ州大議会議員ヘンリー・ラパーズ氏、ジュネーブ州大議会議員ジャン・シャルル・リール氏、ジュネーブ州大議会議員エリック・シュタウファー氏、ジュネーブ州大議会議員アンドレ・プフェファー、ジュネーブ州大議会議員ベルンハルト・リデウェッグ氏、ジュネーブ州大議会議員トーマス・ブラージ氏、ジュネーブ州大議会議員クリスチャン・フラーリー氏、ジュネーブ州大議会議員クリスチャン・グロブト氏、ジュネーブ州大議会議員クリスチャン・ツァウク氏、ジュネーブ州大議会議員ダニエル・マニャン氏、ジュネーブ州大議会議員フロリアン・ガチョウ氏、ジュネーブ州大議会議員フランソワ・ベアーチ氏、ジュネーブ州大議会議員ジーン・フランソワ・ジラルデ氏、ジュネーブ州大議会議員ジャン・マリー・ボマール氏、ジュネーブ州大議会議員パトリック・デミエル氏、ジュネーブ州大議会議員パトリック・ルッシィ氏、ジュネーブ州大議会議員サンドラ・ゴレイ氏、ジュネーブ州大議会議員サラ・クロップマン氏、ジュネーブ州大議会議員ステファン・フローリー氏、ジュネーブ州が大議会議員トーマス・ウェンガー氏

 昨年8月10日、10人のスイス連邦国会議員は連名で、中国共産党の指導者の習近平国家主席に書簡を送り、江沢民を告発する重大な訴訟を推進するよう促した。書簡には、「江沢民が犯した人道に反する罪、酷刑に対する罪など重大な犯罪に対して、必ず法律に従って制裁しなければならない」と書かれている。その後も多くのスイス議員、著名人が書簡に署名した。書簡の訳文は次の通りである。

 

 国連の人権事務のゼイド・ ラアド・アル・フセイン

 ジュネーブ街52番ウイルソンビル

 郵便番号CH―1202

 2016年6月8日

 

 ゼイド・ ラアド・アル・フセイン

 私は中国が法治国家を推し進めていることをメディアで知り、とても喜んでいる。ここ数年の間、習近平国家主席は、反腐敗運動によって多くの官吏と前政府の責任者を厳重に処罰された。これはきわめて困難な任務であり、私はこれらの挙動を賞賛する。

 1999年7月、前国家主席の江沢民は、独断で法輪功への迫害を始めた。江沢民は強制的に法律の上で610弁公室を設け、法輪功学習者に対して、無制限に残虐な迫害を行った。また、営利目的で法輪功学習者の生体から臓器狩り(肝臓、腎臓、心臓、肺臓、角膜などを含む)を行っている。

 2006年から、国連、欧州議会と多くの非政府機関、例として今年ノーベル賞にノミネートされたDAFOH(生体臓器狩りに反対する医者組織)がレポートと声明を発表し、法輪功学習者に対する生体臓器狩りを厳しく非難した。(全世界で2百数万人の署名の支持を得ている)。聞くところによると、生体臓器狩りは、法輪功学習者の他にも規模は小さいがキリスト教の信者やチベット人、ウイグル人に対しても行っているという。

 中国の今後の発展と現在すでに登録された20万人におよぶ告訴書を考慮して、貴殿が習近平国家主席を励ますことによって、中国前国家主席の江沢民と法輪功迫害に携わった全ての責任者が逮捕され、法律に基づいて裁判され、制裁が行われることを期待している。

 全世界がこのことに関心を持っており、我々は証人であり、我々の行動は、歴史的に意味を持つだろう。

 ゼイド・ ラアド・アル・フセイン氏、我々の呼び掛けを受け入れて、貴殿のするべきことを早々にして欲しい。

 崇高な敬意を送る。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/6/29/330680.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2016/6/30/157626.html)
 
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