遼寧省大連市の程富華さん 迫害により死亡
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 【明慧日本2016年8月23日】遼寧省大連市の法輪功学習者・程富華さん(68歳女性)は懲役3年半を宣告されて拘禁され、残酷に迫害された。親族らは程さんの解放を求めて何度も弁護士を雇った。今年1月、程さんは重病に陥ったため一時出所した。出所した程さんは迫害により下半身が酷く腫れ、自力生活ができなくなった。そして今月6日、程さんは無念な思いを晴らせないまま、死亡した。

 程さんは1999年7.20日以降、法輪功が迫害されている真相を人々に伝えたため、何度も連行されて拘禁された。2014年、中山区青雲街で法輪功の資料を貼っていた時、捷山街派出所の警官により連行された。

 昨年6月1日、程さんは迫害の真相を伝えたため、大連中山昆明街派出所の警官により連行された。警官らは家族にも知らせず密かに審問した。家族が「なぜ知らせなかったのか」と問い詰めると、「連絡がとれなかった」と言い訳をした。程さんは拘禁されている間、留置場のルール(刑務所の規律を暗唱すること、報告すること、囚人服の着用)に協力しなかったため残酷に迫害された。

 迫害された程さんは全身が腫れあがり、毎日寝込んでしまい、歩行困難となった。今年1月に「迎えに来い」と連絡を受けた家族が、保証金を払ってようやく危篤状態の程さんを家まで連れて帰った。

 帰宅した程さんから聞いた話では、解放される直前に警官らは責任逃れのため、「病院に送る」と言ったが、程さんは「家に帰る」と言って、拒否した。全過程は、録音・ビデオ撮影された。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/8/14/332940.html)
 
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