文/湖南省の大法弟子 福子
【明慧日本2016年9月23日】 一昨年、息子は結婚しました。そして、昨年、可愛い孫が生まれました。周囲の人々は皆「これはまるで奇跡ですね!」と驚いていました。
息子は20歳前、不良仲間に誘われ、麻薬を使用するようになりました。1998年後半、息子は麻薬中毒になり、腎不全、さらには尿毒症の末期にまで悪化しました。全身が腫れ、両足は身体よりさらにひどく、顔も腫れて目を開けることができなくなりました。
医師からは、「少なくとも10万元(150万円相当)の治療費が必要ですが、治る保障はありません」と告げられました。当時の10万元は私たちの家庭の緊迫した経済状態では天文学的数字でした。
当時、私はすでに法輪功の修煉をしていたので、息子に勧めました。息子は同意しました。
息子が煉功を始めて1週間も経たない内に、不思議なことが起こりました。息子は嘔吐し始め、吐物は布状のものに血の凝固したようなものがついていました。極限状態にまで腫れて、今にも破裂しそうな両足の太ももに穴があき、24時間中白い膿のようなものが引ひっきりなしに流れ出ました。しばらくして、全身の腫れが消えました。しかし、まだ自力で生活することはできませんでした。
その時、私にも業を消す症状が現れ、娘は私の状況を理解することができず、息子を再び病院に送りました。しかし、医師は「少し延命させるだけで、回復する力はありません」と言いました。
入院して8カ月後、息子はもう骨と皮ばかりにやせこけて、両腕、両足はすでに硬直し、腹には腹水が溜まり、妊娠9カ月の妊婦のようでした。医師は「腹水を排出するには、腹壁に針を刺して出しますが、針の穴が閉じなくて死亡する場合もあり、また、腹水を抜かなければ、お腹は間もなく破裂して、同じく死亡します」と言いました。
息子は病院から死を宣告されました。私は再度、息子に法輪功を勧めました。息子は「そうだ。僕は病院に来るべきではなかったのだ。僕を助けてくださるのは師父だけだ」と言い、『轉法輪』を読むように私に頼みました。
当時、法輪功への迫害はすでに始まっていました。私は北京に行って法輪功の無実を訴えたため、すでに警察に監視されており、家にあった大法の関連書籍は全て没収されました。警官は今にも死にそうな息子を見て『轉法輪』を1冊返してくれました。そこで、私は毎日息子に『轉法輪』を読んで聞かせました。
その後、娘の以前からの強い要求で医師は腹水を抜き取りました。非常に不思議なことに、常識では絶対に閉じることのない針の傷口が、2時間も経たない内に閉じたのです!
息子は再び九死に一生を得ました! 今回、息子は固く決意して言いました。「お母さん、僕は退院して家で修煉します!」
こうして、息子は家に帰り、毎日『轉法輪』を1講読み、しばらくして、完全に回復しました。
当然、私ははっきりと分かっています。これらはすべて偉大な師父が助けて下さったのです。私は師父のご恩に対して心から感謝いたします。