山東省泰安市の法輪功学習者に懲役4年を宣告
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 【明慧日本2016年11月17日】山東省泰安(たいあん)市の法輪功学習者・李玉玲さんは今年7月、懲役4年の判決を宣告された。家族は判決を不服として上訴したが、先月28日、泰安市中級裁判所から原審維持の判決結果が届いた。

 江沢民政権による法輪功への迫害が始まって以来、泰安市中級裁判所は所属地域の法輪功学習者からの上訴案件に対して、審理や裁判などを1度も行なわず、全て原審維持の態度を取っている。

 李さんは2015年11月25日、国保大隊及び610弁公室の警官により自宅から連行され、同年12月31日、逮捕令状が降りた。当日、同時に3人の学習者も連行された。

 泰山区検察院は案件を審理した後、有罪の証拠不足という理由で公安局に案件を戻したが、公安局の警官は諦めず、証拠を捏造するために李さんに何度も嫌がらせをした。

 今年7月5日、泰山区裁判所は李さんなどの学習者4人に対して裁判を開廷した。法廷で、弁護士は「裁判官は社会に対して公平及び正義を守る最後の防衛線であり、国民の希望でもある。因果応報を信じなくても、自己の未来を考えなくて良いのでしょうか? 良心を持って裁判を行ってください」と述べた。弁護士の無罪弁護に対して、裁判長及び裁判官らも黙認し、反対意見を提出しなかった。

 しかし、裁判所は最終的に無罪弁護を無視し、7月29日、学習者4人に対してそれぞれ判決を下した。李さんに懲役4年、黄鳳雪さんに懲役3年・執行猶予5年、王翠平さん、卜令翠さんには懲役3年・執行猶予4年が言い渡された。

 現在、李さんは泰安市留置場に拘禁されている。

 (注:法輪功学習修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語: http://www.minghui.org/mh/articles/2016/11/12/337535.html )
 
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