遼寧省王桂香さん 迫害のため一家は分散し肉親を失う
■ 印刷版
 

 【明慧日本2017年1月6日】遼寧省営口大石橋市裁判所は、昨年11月17日午後3時ごろ、法輪功学習者・王桂香さんに対して不当な裁判を行った。王さんの弁護士は無罪であると弁護したが、当日の裁判では判決が下されなかった。

 検察官の起訴に対して、王さんの弁護士は「法廷で提示された画像などは、実物ではないので証拠にならない」と指摘した。そして、2015年に国が発表した14種類の邪教の中に法輪功が含まれていないことから、法律に基づいて、法輪功を学ぶことは違法ではないと司法官、検察官に詳細に論述した。

 弁護士が無罪であると弁護した時、すべての在席者は静かに聞いた。その日、法廷では判決を言い渡さず、裁判が終了した。

 王さんは昨年6月28日晩に、市場で大石橋鋼都派出所の警官に不当に連行された。警官は王さんの鍵を奪い取り、家のドアを開けて、法輪功の書籍、『明慧週刊』、光ディスクと印鑑を押収し、これらを証拠として使った。

 王さんは営口市留置場に拘禁されたが、煉功を堅持したために、何度も滅多打ちされた。

 王さんは営口蓋州市の病院の看護婦で、1998年11月に法輪功を学び始め、真・善・忍の基準で自分に要求し、同時に体に奇跡的な変化が起き、以前の心臓病、結腸炎、肺内感染などがすべて回復し、それ以来、1粒の薬も飲んだことがなく、ずっと元気でいた。

  1999年7.20、江沢民が法輪功への迫害を発動した後、王さんの家財は不当に3回も押収されたことがある。王さんは一度拘留され、二度拘禁され、思想改造施設で強制的に法輪功をやめるように、徹底的に洗脳されたが屈しなかった。王さんの家の私物は根こそぎ押収された上に、15年の停職処分を受け給料を停止された。夫はこの圧力に耐えられず王さんと離婚した。2003年5月、王さんは家を売却し、娘を連れて路頭に迷った。その間、娘は交通事故に遭い死亡した。

  幸せな家庭は迫害のために破壊され、現在、一家分散し、肉親を失った王さんは独りぼっちになった。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/11/29/338318.html)
 
関連文章