四川省万源市の法輪功学習者3人 不当に連行される
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  【明慧日本2017年1月9日】昨年10月~11月の間、四川省万源市の法輪功学習者・高佳建さんと竜建平さんは、市国家安全局の人員に不当に連行され、家財を押収された。胡勇さんは市裁判所・市検察庁・市刑事警察大隊の警官らに、達州市の新刑務所に不当に拘禁された。

  一、高佳建さんが不当に連行される

 昨年10月12日午前9時ごろ、万源市・国家安全大隊の警官ら4人が、高さんの住宅に押し入り、いかなる証明書も提示せず、高さんのコンピューターや携帯電話には海外の法輪功ウェブサイトに登録したことがあり、また、法輪功の書籍や資料などを送信したこともあり、四川省の衛星ネット監視システムにより位置付けられたと言って、高さんを強制連行した。同時に家のデスクトップ・パソコン、ノートパソコン、携帯電話を各1台ずつと、すべての法輪功書籍を押収した。高さん本人と家族は、数日間連続して尋問された。家宅捜索で押収された財物は、未だに返却されていない。

  二、竜建平さんが不当に連行される

 昨年11月10日午前8時過ぎ、万源市国家安全局大隊の警官ら4人が、竜さんの自宅に進入した。国安のリーダー・王強は「お前のコンピューターは海外の法輪功ウェブサイトと繋がっており、四川省の衛星ネット監視システムにより位置付けられ、市公安局の国安大隊に行って事情聴収する」と言った途端、竜さんを連行し、家のデスクトップ・パソコンと数十冊の法輪功書籍などを押収した。国安の人員は1日かけて竜さんに対して、圧力を加え自白を強いた。夕方になって竜さんを帰宅させ「調査が終わったら、拘留通知を下達するから」と警官は公言した。

  三、胡勇さんが地方の刑務所に拘禁される

  2015年4月の初め、万源市竜源電力会社の胡さんは、市城区で市国安の警官に不当に連行され、達州市留置場に拘禁された。1カ月後、保証人を立てて尋問を待つことが許可され、胡さんは帰宅した。市の国安大隊は「胡は携帯電話とコンピュータのウィーチャットで法輪功の資料と画像ファイルを送信した」と断言したため、同年の11月、市裁判所は「1年の刑務所外の服役と居住を監視する」を命じた。昨年10月19日午前、胡さんは勤務していた最中、突然万源市の公安局刑事警察大隊・市検察庁・市裁判所の一行らに連行された。情報筋によると、四川省と達州市の政法委の知らせによると、2012年以降の刑務所外の服役を命じられた学習者のすべては、刑務所内に拘禁されているという。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/11/29/338311.html)
 
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