山東省青州市の董桂文さんに5回目の不当な裁判を
【明慧日本2017年1月9日】山東省青州市の法輪功学習者・董桂文さんは、昨年3月7日、不当に連行され、今月3日に5回目の裁判が行われ、その中で2回は潍坊中級裁判所に却下され、青州裁判所まで差し戻された。潍坊中級裁判所の法官の話によると、董さんへの判決が不当だったため、再び裁判が必要だという。
1月3日に留置場で開廷するという知らせが董さんの弁護士に届いた。3日朝、弁護士と董さんの家族らが早く留置場に着いたが、留置場の外で阻まれた。「このような案件は公開で審理すべきで、家族の傍聴を阻むのは違法だ」と弁護士は譴責(けんせき・過失などをいましめて責めること)したが、留置場側は「董さんの健康問題と留置場の環境が悪いため傍聴を遠慮してくれ」と言い、家族の傍聴を拒否した。
今回の裁判では、検察官が董さんのいわゆる犯行を列挙したが、弁護士に1件、1件反論された。董さんも「真相を伝えることは無罪です」と自己弁護した。
裁判が終わった後、裁判官は「董が少し態度を柔らげ、多少の罪を認めれば、年内に解放してやる」と弁護士に伝えたが、弁護士は「年内に解放すると言われても納得できません。罪なんか全くありません」と返答した。