夢の中で見た光景 圓満就成と落ちこぼれ
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文╱台湾の大法弟子

 【明慧日本2017年1月13日】厳粛な気持ちでこの文章を書きます。私と同じように安逸な生活に陥る同修に、最後の最後のこの時期になって、これ以上落ちこぼれないように忠告します。夢の中で、二つの結末にはっと目覚めました。

 一つ目の結末です。私は師父から与えられた試練をすべて乗り越え、そして自分の誓約を果たし、自分の体中の真っ黒な業力と、隠れていた比類ないほどの人心を捨て、神になって、山の峰の道に足を踏み入れました。やがて目の前に、果てしない法船が広がり、そこに覚者の姿が計り知れないほどいました。法船が停泊した瞬間、天の銅鑼が鳴り響き、金色の光が煌めき、法がこの世を正し、様々な花が色とりどりに咲き乱れ、輝かしい光の柱が無数にあり、それは圓満成就を待つ大法弟子を表し、その光の柱は空に向かって伸びていました。三界にいる大勢の仙人達が両側に立ち並び、法船に向かって恭しくお辞儀をしており、その時、師父は法船にいる弟子達を率いて、人間世界を静かに見ていらっしゃいました。数え切れないほどの救われ済度された衆生が互いに狂喜し、目前に広がるこのすべてを讃えました。この光景は常人の歴史に深く刻まれました。天が普く共に慶び、共に祝うこの時は、果てしもない宇宙の歴史にも深く刻まれました。

 二つ目の夢です。一つの陰鬱な世界の中に、混沌とした雰囲気が充満し、ほとんど全てが壊滅して、無数の大法弟子はその中に落ちて、瀕死のあがきをしていました。その中には、私が知っている多くの人がいました。彼らは黒い泥沼の中で浮き沈みをしており、たくさんの人が倒れていました。師父は指差されて「彼らは過去と切り離すことができず、人間世界の『情』を捨てられない大法弟子です」とおっしゃいました。多くの大法弟子は苦痛の中で泥沼にはまり、泥沼の一部となって行くのを見ました。また、たくさんの動物が見え、多くの大法弟子は動物の体にいる蚤に寄生させられました。師父は彼らを指差されて「彼らは享楽の心に影響された人です。遊びや誘惑に惑わされ、自分の小さな空間に閉じこもり、それを突破しようとしない人です」とおっしゃいました。中には私と同じように、業力を背負ってあがいている人もいました。師父は私に「あなたは自分が偉いと思っているでしょう? 本当はどうでしょうか? あなたは努力を払ったのでしょうか? 力を尽くしたのでしょうか? 師父に約束したことを果たしたでしょうか? やり遂げたでしょうか?」と厳しい口調でおっしゃいました。私は恥ずかしく思ってひざまずき「師父……弟子はしっかり行いませんでした」と泣きながら、言いました。しかし、もう何の意味もありません。

 人間世界で、空を行く法船の光があたり一面に輝いているのを見ました。一方、私は何一つとない混沌とした中でひざまずき、大声で泣き叫びました……。

 目が覚めた時、4時55分でした。私が普段煉功する時間です。

 冷や汗で背中がびしょびしょに濡れました。私は直ちに夢の光景を記録しました。

 私は昨年5月に修煉を始めた新しい大法弟子です。しばらくの間は勇猛精進しましたが、しかし、私は緩やかな環境の中で修煉を疎かにし、精進する気持ちが次第にたるみだしました。しかし、師父はどの弟子もけっして諦めないということを知っています。 

 師父は法の中で「自分がどういうことを逃したのかが分かった時、生かしてもらえてもあなた自身は生きる気を失います!」[1]とおっしゃいました。

 師父はまた「大法弟子の修煉の全過程はつまり人間の執着心を取り除く過程です。どんなことに遭っても、それを認識し、直ちに改め、転んだらすぐ立ち直り、引き続き大法弟子として行なうべきことを行なえば良いのです。」[2]とおっしゃいました。

 この骨や心に刻みつけた夢を通して、私には多くの問題点があること、そして、絶えず前進しなければならないことを分からせてくれました。これからの修煉の道にどれほどの苦難があっても、この最後の最後の時期に、私は引き続き努力し、時間に執着せず、自らの道を歩み、幾万年来の誓いを果たしたいと思います。

 師父に叩頭して感謝いたします。師父の救い済度の御恩に感謝いたします!!

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『各地での説法三』「大ニューヨーク地区法会での説法」
 [2] 李洪志師父の著作:『各地での説法二』「二〇〇三年カナダバンクーバー法会での説法」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/1/8/340582.html)
 
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