廣東省の法輪功学習者 裁判なしに3年の懲役刑
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  【明慧日本2017年1月15日】去年12月上旬、廣東省茂名市・電白区林頭鎮・法輪功学習者・崔偉娥さんは、3年の懲役刑を宣告され、現在、廣東省女子刑務所に拘禁されている。

 情報筋によると、廣東省電白区裁判所は崔さんに対し、裁判を行わずに書面で3年の実刑判決を下した上、崔さんの家族に2千元を支払わせた。

 去年8月15日午前、崔さんは法輪功の真相を伝えるため、貼り紙をしているところ、警官に大衙(ダヤ)派出所へ不当に連行された。同日17時頃に家宅捜索が行われ、法輪功の真相資料や書籍が押収された上、夜中0時過ぎに崔さんの夫を派出所へ呼び出し、署名を強要した。翌日16日、崔さんの夫は、崔さんの服を届けに派出所に行き尋ねたが、すでに電白第一留置所へ移送したと言われた。

 崔さんの家族は、政府の各関係部署へ釈放を求めたが、関係者らはみんな責任から逃れようとし対応してもらえなかった。8月23日、崔さんの家族は、電白区の国保大隊(法輪功迫害の実行機関)に釈放を求めに行ったが、郊外の田舎に行ったので、関係者全員不在と言われた。崔さんの家族は直ぐ電白区陳情受付室を尋ねたが、法輪功学習者の案件と聞いただけで、応対してもらえなかった。家族は再度610弁公室を尋ねたところ、崔さんを連行した派出所に行きなさいと言われた。

 仕方なく、崔さんの家族は、8月24日再び大衙(ダヤ)派出所を尋ねた。しかし、停電のため、業務中止と言われた。翌日25日家族は、再度派出所へ行き、尋ねた。朝9時ごろ、警官は所長が間も無く出勤すると言ったが、その後、崔さんの案件と知ってから、電話を掛けた後、所長は会議に出掛け、午後返ってくると嘘を付いた。崔さんの家族が問詰めたところ、11時にもう一度来て、その時、所長が来るからと言われた。しかし、11時を過ぎても、所長・黄敦毅の姿は見えなかった。関係者らは1階事務所の扉の全てのカギをかけてから、警官らは全員2階に逃げ込んだ。崔さんの家族は仕方なく帰った。

 去年12月上旬、崔さんの家族は、廣東省電白区裁判所から崔さんの3年の懲役刑の判決書を受け取った。家族は崔さんとの面会を求めたが、すでに廣東省女子刑務所に移送され、移送先の刑務所の通知書が来るのを待たなければ、面会できないと言われた。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/1/4/340407.html)
 
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