法輪功学習者の親子 秘密裏に実刑判決を下される
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 【明慧日本2017年1月17日】貴州省貴陽市の法輪功学習者・閻後権さんと息子の閻華さん(法輪功を学んでいない)は、秘密裏に実刑判決を受け、昨年11月22日に貴州省都匀刑務所に送られた。その前に、親子は貴陽市南明区留置場に16カ月間不当に拘禁されていた。

 昨年12月中旬、閻さんの妻は夫と息子のため、刑務所用の通帳にお金を預けようとして、留置場に行ったが、留置場側に「閻後権親子はもうここにいない。2人は11月22日に貴州省の男性重刑犯の刑務所に送った」と告げられた。その後、閻さんの家族はいろいろなところを尋ね、やっと親子とも懲役7年の実刑判決を言い渡されたことを知った。

 2015年7月14日午後5時、貴陽市甘陰塘派出所の警官は、閻さんが法輪功迫害を引き起こした江沢民を告訴したとの理由で、閻さんの自宅のドアを破壊して不法侵入した。警官らは家宅捜索し、パソコンやプリンター、法輪功関連書籍などを押収して、閻さん夫婦と息子、家に訪ねて来ていた汪さんの4人を不当に連行した。

 その翌々日、派出所の警官は、閻さんの娘に「手続きをしに来い」と知らせた。

 閻さんの妻は同年10月に解放されたが、閻さんと息子は留置場に拘禁され続けた。

 その後、公安局、検察庁、裁判所が、親子のことについて、一度も閻さん家族に知らせたことはなかった。公安局はいつ案件を検察庁に渡したのか、検察庁はいつ逮捕状を出しいつ裁判所に公訴を起こしたのか、裁判所はいつ親子に対して開廷したのか、いつ判決を宣告したのかなど、家族に一切知らせなかったという。

 家族は留置場に親子のために入金することを許したが、面会は許さなかったという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/1/1/340161.html)
 
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