【明慧日本2017年1月18日】法輪功学習者12人は昨年末、河北省石家荘市第二留置場に不当に拘禁されている。その中に石家荘市市内の学習者2人、石家荘市郊外・周辺の学習者10人がいる。
(一)石家荘市内の学習者2人
李宇新さんは2013年12月4日、自宅で長安区河東派出所の警官に連行され、第二留置場に3年以上拘禁された。長安区裁判所は第一審、李さんに懲役5年の実刑判決を言い渡したが、李さんは上訴した。そして、同市中級裁判所は「犯罪事実がはっきりしていない」との理由で、李さんの案件を長安区裁判所に差し戻した。2015年8月末、長安区裁判所は李さんに対して、新たに立案した。李さんの家族は、李さんの解放を求め続けた。昨年12月、再審として開廷した。法廷で弁護士は李さんの無罪を主張し、案件の廃除を要求したが、李さんはいまだに拘禁されている。
賈茂生さんは長期にわたって、電話を盗聴された。そのため、昨年8月17日、賈さんは他の学習者と会ったとき尾行され、長安区青園街派出所の警官に不当に連行され家宅捜索された。8月31日、賈さんは検察庁に逮捕令状を出され、10月27日に公訴された。11月に賈さんの案件は、証拠不充分で派出所に差し戻した。12月、派出所は2度目の賈さんの案件は検察庁に移った。情報筋によると、案件の証拠の補足があまりなかった。家族も弁護士も賈さんの解放を要求した。
(二)井ケイ県の学習者5人
董欣華さん(40代)は井ケイ県東南村に在住し、2015年8月、QQ(チャットサイト)で法輪功が迫害されている真実を伝えたため、同県公安局の警官に不当に連行され、昨年3月、董さんは不当な開廷をされた。
孔翠花さん、李喜清さんは鉱区風山鎮に在住し、昨年1月18日、2人は人々に法輪功の真実を話したため、中国共産党の法輪功への誹謗中傷の宣伝を信じた人に通報され、南峪鎮派出所の警官に不当に連行され、家宅捜索された。昨年11月、孔さん、李さん、もう1人の学習者の3人は不正な裁判をかけられた。
測魚村に在住の高嬋栄さんは、昨年12月3日、法輪功の真相が書かれたカレンダーを配っているとき、同鎮派出所の警官に不当に連行され、翌日、石家荘第二留置場に送られた。
(三)晋州市の学習者2人
晋州市の呉春然さんは2008年、懲役7年の実刑判決を言い渡され、刑務所に収容された。2015年、やっと刑務所から出られた呉さんは、昨年6月22日、デパート付近で法輪功のことを人々に話したのが、監視カメラに撮られており、晋州市公安局城門鎮派出所の警官に不当に連行され第二留置場に拘禁された。昨年12月、5年の実刑判決を下されたが、これを不服として上訴した。
東里荘鎮毛家寨の蒼妙さんは昨年8月22日、法輪功の真相が書かれた看板を立てているとき、中国共産党の法輪功へのデタラメな宣伝を信じた村人に通報された。そのため、桃園派出所の警官は蒼さんを不当に連行し、家宅捜索をした。8月24日、蒼さんは石家荘第二留置場を送り込まれた。
(四)元氏県の学習者1人
元氏県の王愛書さんは昨年5月30日、同県聊村で法輪功迫害を引き起こした江沢民に対して告訴するチラシを貼る際、高速鉄道の警官に不当に連行された。その後、王さんは同県検察庁に逮捕許可を出されて、起訴された。10月20日、元氏県裁判所は王さんに対して不当な裁判を行った。
(五)藁城区の学習者1人
藁城区増村鎮に在住の王月霞さんは昨年10月21日、西関鎮で法輪功の横断幕をかけたとき、西関鎮派出所の警官に不当に連行された。その後、王さんは逮捕令状を出され、石家荘第二留置場に拘禁された。
(六)辛集市の学習者1人
辛集市の張玲さんは、ウェイチャット(中国版LINE)で法輪功が迫害されている事実を知人に送ったため、昨年8月8日、辛集公安局の国保大隊の警官に不当に連行された。その後、第二留置場に拘禁された張さんは、12月8日不当に開廷されたという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)