【明慧日本2017年1月19日】山西省太原市の法輪功学習者・辺平鴿さんは、懲役7年の不当な判決を宣告され、昨年12月7日、市第一留置場の関係者に山西省女子刑務所に移送された。
辺さんは昨年3月8日、店舗で法輪功の文言が書かれた紙幣を両替した時、小店区塢城派出所の警官に身柄を拘束された。8月10日、小店区裁判所で不当な裁判が行われ、31日に懲役7年の不当な判決を宣告され、罰金1万元を科された。一方、辺さんの案件は初審から二審の裁判まで家族に知らせなかったという。
同市の学習者・夏憶林さん(62歳女性)は、法輪功を学んでから胃がんが治った。しかし、1999年7.20以来、3回も刑務所で拘禁された。2015年8月10日、夏さんは最高検察庁および最高裁判所に江沢民への告訴状を提出した。同年9月17日、市迎澤支局の国保大隊は、江沢民を告訴したとの理由で夏さんを連行した。その後、夏さんは迎澤区検察庁、裁判所に懲役4年の不当な判決を言い渡され、1万元をゆすり取られた。昨年11月15日、市第一留置場の関係者は家族に知らせないまま、夏さんを省女子刑務所に移送した。
夏さんの家族はこの2カ月の間に、4回刑務所を訪ねたが、面会をすべて拒否された。
昨年12月14日は刑務所の面会日であるにもかかわらず、辺さんの夫が再度面会に行ったが、担当者から辺さんが転向しない限り、面会できないと言われた。
現在、当刑務所には学習者40人以上が拘禁されている。刑務所は80%の転向ノルマを達成するために、24時間体制で監視し、転向に応じた受刑者には減刑し、ノルマ達成にやっきになっており、それに従わない者、転向しない者には、ありとあらゆる手段を使って残酷な迫害を加えている。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)