中国天津警察・検察・裁判所 再び張子文さんを陥れる   
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 【明慧日本2017年1月19日】(中国天津の明慧記者より)中国天津市東麗区在住の法輪功学習者の張子文さんは、昨年3月に当地の警察官に強制的に連行された後、警察や検察庁、裁判所は結託して家族に通知なしに、不当に裁判を行い冤罪(えんざい・無実の罪)と知りながらも判決を下した。

 昨年12月、東麗地方裁判所は、秘密裏に張子文さんに対し懲役4年の判決を下した。張さんの家族に対して未だに通知していないという。張さんは判決を不服としてすぐに上訴した。

 張さんは、奥さんの劉玉紅さん、息子の希明君と共に法輪功を修煉している。十数年来、幾度も強制連行され、家宅捜索され、労働教養処分を受け、実刑を科せられた。

 昨年3月15日午前9時ごろ、軍糧派出所の所長が十数人の警官らを引き連れて、逮捕状や家宅捜索令状なしに張さん宅に押し入った。家族3人を身動き出来ないようにし、部屋中の物をひっくり返して捜索し、法輪功の書籍、真相資料、携帯電話8台、ラジオ1台、ノート型パソコン1台、現金数百元を不当に押収した。

 3人は強制連行され、奥さんの劉さんの希さんは37日間拘禁されたのち、証拠不十分として仮釈放された。

 張さんが不当に連行されたのち、9カ月の間、張さんに関する情報を家族は一切受け取っていない。の希さんが検察庁に父親の行く先を聞いたところ、12月のはじめに懲役4年の実刑を受けたことが分かった。

 2000年、張さん一家は、思想改造施設へ送られることから逃れるため、2年の流浪生活を強いられたが、その間も警官は彼らを指名手配して追い続けた。

 2002年10月、張さんと奥さんの劉さんが駅にいたところ、警官に強制連行され、アパートを捜索され、息子の希さんも同時に強制連行された。そして家族3人とも懲役3年の実刑を受けた。

 2010年の春、息子の希明さんが人々に真相を伝えている際に、警官に強制連行され、懲役3年の実刑を受けた。

 同年9月26日、長男の張希龍さんが自家用車で両親と旅行していた際、チベットのラサで警官に拘束され、天津に強制送還された。携帯していたノート型パソコン2台、印刷機1台を押収され、息子さんの自家用車までも押収された。

 天津に送り返された張さん夫婦は、家宅捜索を受け、パソコン、印刷機、自家用車、4台の携帯電話、預金6千元の通帳2冊、預金1万2千元の通帳1冊、預金8千元の通帳1冊を押収された。張さんの家族は警官に不当に押収された金銭や物品の返還を求めたが、警官に拒否された。

 この時、張さん夫妻は懲役3年の実刑を受け、長男の希龍さんは猶予付き懲役1年の刑に処された。張さんは信仰を放棄をせず、転向に応じなかったため、警官の拷問によって身体中大きなダメージを受け、高血圧の症状が現れたため、生命の危険に陥り病院で救命治療を受けた。

 2015年11月5日から同年12月4日まで、張さん一家は相づいて迫害の首謀者の江沢民を告訴したため、警察官は3人を強制連行し、自宅から真相資料、数百元の現金、法輪功の書籍20冊、李先生の写真、パソコン、4台の携帯電話などを押収した。3人は1カ月間不当に拘禁された後、釈放された。

 
(中国語: http://www.minghui.org/mh/articles/2017/1/14/340860.html )
 
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