弁護士:法輪功は良い人を教えるのにどこが違法なのか!
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 【明慧日本2017年1月20日】(明慧記者四川省からの報道)四川省成都市・法輪功学習者の丁恵さん、鄭斌さんは、2015年12月21日夜8時ごろ、同時に新都区公安支局、国保大隊、城東派出所の警官らに不当に連行され、酷く殴打された。

 昨年11月24日の午前中に、2人の弁護士は法廷で、丁さんと鄭さんのために2人は無罪であると弁護した。

 法廷のスクリーンに法輪功の真相チラシ、明慧定期刊行物法輪功の対句、法輪功の迫害の真相CDなどのいわゆる証拠写真を載せる時、弁護士は「これらの証拠品の実物を見せてもらえないか」と要求すると、裁判官に断られた。

 弁護士は「法律によると、写真上のこれらのものは、証拠品として扱われません」と言い、自分のブリーフケースから1冊の明慧定期刊行物を取り出し、皆に「これは1冊の法輪功の真相が書かれた『明白』という定期刊行物です。これに1人の年配者が法輪功を修煉してから、どのように良い人になったかが書かれています」と言った。その場で、弁護士は学習者3人のストリーを皆の前で読み上げた。裁判官にも勧めたが断られ「どうしてあなたはこの法輪功の刊行物を読む勇気がないのですか。ただ、どうしたら良い人になれるかが書かれているだけなのに、それのどこが違法ですか」と反論した。

 学習者が作成したものと配っているものは、皆明慧ネットからのものであり、中の内容も人に善を教えているだけで、社会に有益である。これらの刊行物にも、中国共産党が学習者を迫害する実態が載っている。中国の国内の民衆は、これらの迫害の真相を知る権利があり、学習者がこれらの真相の書かれた刊行物を作成し、配ることは、憲法が与えた言論の自由と信仰の自由を行使するだけではなく、民衆の知る権利の行使でもあると述べた。

 開廷の際に、公訴人が口々に法輪功を誹謗中傷すると、逆に弁護士はよく「大法弟子」と呼んだ。公訴人がよく弁護士の弁護をわざと途切れさせれば、2人の弁護士は丁さんと鄭さんのために、約2時間もかけて無罪であることを弁護した。最後に法廷では、別の日を選んで判決することとなった。

 昨年12月15日午前、成都市新都区裁判所は、丁恵さんに懲役3年の判決を、また、鄭さんには懲役3年2カ月の判決を言い渡した。

 丁恵さん、鄭斌さんは、この判決を不服として、現在、中級人民法院に控訴している。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/12/27/339441.html)
 
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