生命の危機に晒された朱さん 再び実刑判決
【明慧日本2017年1月20日】山西省晋城(しんじょう)市の法輪功学習者・朱素英さん(48歳女性)は昨年6月13日、澤州(たくしゅう)県で人々に法輪功の資料を配布していたところ、同県の警官により連行された。10月11日、同県地方法裁判所は朱さんに懲役3年を宣告した。
1999年7.20、江沢民が発動した法輪功に対する迫害が始まり、朱さんは法輪功の修煉を放棄しないため、会社から解雇された。
2006年3月2日、晋城市の警官が法輪功学習者を一斉に連行した際、朱さんも被害者の1人で、懲役1年を宣告された。
朱さんは、晋城市留置所で1年間、非人道的な扱いを受けた。人間の食べ物とは思えないほどの食事と、奴隷のような長時間労働のため日増しに痩せ細り、生命の危険に晒された。55キロあった体重が36キロまで減った。
留置場側は、責任逃れのため生命の危機に晒された朱さんを家族に迎えに来させた。病院での懸命の治療と家族の励ましや看護により、一命を取り留めることができた。
迫害された朱さんは、この1年間で2度入院して治療を受け、医療費だけでも1万元を超えている。未だに借りた医療費の全額を返済できていないという。
昨年6月13日夜10時ごろ、警官は朱さんの自宅を家宅捜索し、法輪大法の関連書籍、真相DVD 31枚、現金270元及び物品の一部を押収した。
そして同県地方裁判所は違法と知りながらも、朱さんに懲役3年を宣告した。拘禁された朱さんは、この寒空の下で迫害に耐え、乗り越えることが出来るかどうかが心配である。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)