法輪功を支持する義理堅い息子を見、警官は親指を立てた
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文/中国本土の大法弟子

 【明慧日本2017年1月22日】1999年7・20に江沢民集団が、法輪功に対する迫害を発動してから、テレビでは毎日法輪功を誹謗中傷する内容が放送されました。それを見た息子は非常に怒り「師父が賞賛されていた時、人々は毎日法輪功を煉っておきながら、迫害されると態度を一変し、これが人間のやることか? お母さんは絶対に最後まで修煉してください」と私に言いました。

 テレビで放送された内容は、すべて誹謗中傷で真実ではなく、1人暮らしのでしたが北京に行って、法輪功の無実を実証するため、陳情に行きたかったのですが、もし戻れなかったらどうしようかと心配し、家のことをしっかり按排しようとしました。それを知った息子は「お母さんは恐れる必要はありません。お母さんは何もかも持っていますが、何も持っていないとも言えます。また、何も持っていないと言っても、実際は何もかも持っているんですよ」と忠告してくれたので、私は思い切って、直ちに北京行きの列車の切符を購入しました。

 それからの私は、法を正す修煉の道をしっかりと歩み始めました。

 私は天安門広場で連行され、故郷の北京駐在の警官により、故郷に連れ戻され、不当に労働教養を科されました。弟の妻も北京へ行き陳情したため、不当に労働教養を科されました。私たち2人は同じ労働教養所に拘禁され、私は警官に拷問され、スタンガンで電撃されました。

 息子は労働教養所に私達2人の面会にやってきました。息子は先におば(私の弟の妻)に会いました。弟の妻は私の息子に「お母さんが警官に電撃されたよ」と伝えました。私に面会した時、息子は私が耐えきれないことを心配して「お母さん、電撃されたら、さらにしっかりとした正念で対処しないといけません!」と励ましてくれました。この言葉を聞いた警官は息子を他の部屋に呼び「お前は母親に何を言ったのか」と自白を迫りましたが、息子は何も答えませんでした。それから数カ月の間、息子との面会は許可されませんでした。

 ある日、労働教養所は突然、息子に私との面会を許可してくれました。警官らは息子と私、また3人の警官を単独に一つの部屋に呼び出し、尋問しようとしました。息子は「法輪功が勝利したら、あなたたち警官は逆に刑務所に入ることになるでしょう」と言うと、それを聞いた警官は、すぐに立ち上がり「そうなのか、お前達が勝利したら俺たちは刑務所に入らないといけないのか」と言いました。

 私が労働教養所から帰宅した後、警官は絶えず私の生活をかき乱し、さらに思想改造施設に連行しました。息子は警官に「あなた方が母を連行し、母に対してあなた方の母親と同じ扱いをするなら、何の文句もありません。しかし、私の母に何かあったら絶対に許しません!」とはっきりと言いました。

 思想改造施設は密封式で、家族との面会を許しません。思想改造施設煉功すると答えたら、労働教養所に送ると言います。私は毎日のように「煉功をやめません!」と叫びました。息子は毎日思想改造施設に面会に来ましたが、警官は面会を許可しませんでした。一度、警官の1人が私に向け親指を立て「お前の息子は素晴らしい、親孝者だな!」と言ってくれました。

 ある日、息子が突然面会にやって来たので「どうやって入ってきたの?」と聞くと、彼は「お母さんを迎えに来た」と言いました。その時、警官が入って来て「親孝行者の息子がいて、お前は幸せ者だな。家に帰ってもよろしい」と言い、驚きました。

 その後、我が家を迫害の真相資料を作成する場所にしました。ある日、警官が家宅捜索をした時、資料作成用の機器と消耗品など全てを、車にいっぱい詰め込んで押収していきました。警官は私に「お前の持っているものは、印刷工場より揃っているな」と嫌みを言いました。野次馬の人たちも「今度は10年か、8年以上の判決が出るのではないか」と噂しました。

 警官は私を労働教養所に送り、着くと私は車から降りることを拒否しました。すると警官もしかたなく、息子に「お前の母親に車から降りて、身体検査を受けるように説得してくれ。検査が終わったら、帰宅させる」と約束しました。身体検査が終わると、本当に息子と一緒に帰宅できました。ある大法修煉者が警官に「彼女は労働教養されますか?」と聞いたところ、警官は「しない、息子に帰宅させると約束した」と答えました。

 息子の勤務先の皆が、母親が大法を修煉していることを知っています。99年に法輪功に対する迫害がはじまると、息子の同僚の大多数が中国共産党の誹謗中傷の影響を受け、大法に対して良くない考えを持っていました。息子は帰宅し、私に「同僚たちは皆変な目で私を見ます。私は会社で頭を下げて歩いています。頭を上げる勇気がありません」と訴えました。息子に「そんなことで卑屈にならないで、正々堂々と胸を張っていなさい! この辛さを乗り越えて、気が晴れ晴れする日がきっと訪れますよ!」と諭しました。

 現在状況が変わりました。法輪功を迫害した張本人の江沢民は、すでに20万人以上の大法弟子と家族からジェノサイトの罪で、高等検察庁と裁判所に告訴されました。今、息子の同僚が「あなたのお母さんは、今でも法輪功をやっていますか?」と聞かれると、息子はわざと大声で「もちろん、ずっと続けてやっています! やっているだけでなく、お金も稼いでくれています。なぜなら、法輪大法を修煉しているお陰で、歳を取っているのに身体が丈夫で病気がなく、医療費がかからず節約できているからです。母が元気でいてくれて、人生でこんなに素晴らしいことはありません!」と誰にでも、胸を張って答えています。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/1/6/340456.html )
 
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