遼寧省葫芦島市の裴忠華さん、裁判所へ行き行方不明
【明慧日本2017年1月22日】遼寧省葫芦島市綏中県の法輪功学習者・裴忠華さん(72歳男性)は、昨年1月に自宅で身柄を拘束され、不当な判決を宣告された。一時出所の裴さんは、10月9日に裁判所へいわゆる「判決書」を取りに行った時、連行された。あれからすでに3カ月経ったが、家族は裴さんの情報に関して何一つわからない。
裴さんは昨年、連行された後、綏中留置場で5日間断食してから一時出所できた。3月、学習者の丁青艶さんと一緒に綏中検察庁に起訴され、裴さんは広東の弁護士を雇った。
同年5月23日、綏中県裁判所は丁さん、裴さんに不当な裁判を行った。弁護士2人はそれぞれに無罪であることを弁護をしたが、途中何度も裁判長に話を止められた。また、学習者自身の陳述もやめさせた。
6月13日、裴さんは懲役1年の判決、罰金5千元を科された。
裴さんは市中級裁判所に上訴し、資料に県国保大隊が事実をねつ造したことを指摘した。二審は未公開で受理するため、弁護士は文面の書類を提出した。
10月9日、裴さんは判決書を取りに行った時、不当に連行され、県留置場に送り込まれた。10日、錦州刑務所に移送された。
その後、裴さんが瀋陽市第一刑務所に移送され、毎日断食したため、灌食されたという。
裴さんが連行されてから、家族は裴さんと面会できず、刑務所側からも一切の連絡がないため、裴さんの安否を心配している。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)