応急処置を受ける学習者王静さん 不正な開廷を企まれる
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 明慧日本2017124日】黒竜江省・七台河市桃山区裁判所は、迫害により危篤状態に陥って、病院で応急処置を受けている法輪功学習者・王静(63)さんに対して、不正な開廷を企んだ。

王さんは法輪功を学ぶ前、不眠症、肝臓病、婦人病、心臓病を患って苦しんでいたが、法輪功を学んで完治した。

 しかし、法輪功を学んでいるとの理由で、王さんは昨年58日、不当に連行され留置場に拘禁された。留置場で王さんは侮辱、罵る、野蛮な灌食などの迫害を受け、やせ細って、血圧が230260mmHgまで上昇し、鼻血、便秘、ご飯が食べられない、意識不明などの症状が現れた。

 自立生活ができない王さんはベッドに横たわるしかできず、起き上がることさえ介助が必要となった。

 危篤状態に陥った王さんは、病院に搬送された。医者は「この病院ではじめてこんなに重い病状の人を診た」と話した。

 13日、留置場の警官は王さんの息子を留置場に呼び出し、「お前が母親に、裁判の時に何もしゃべらないようにと手紙に書け。もし、法廷で、母親がしゃべらなければ、裁判後に帰宅できるかもしれない。そうでないと、3年の実刑判決を下される可能性がある。弁護士にもあまりしゃべらないように伝えておけ。お前の母親はまだ入院中だが、死んでも俺らには責任がない。上告しても無駄だぞ」と話した。しかし、息子は「無駄でも上告します」と言った。

 黒幕の610弁公室は、重い病状の王さんを釈放しなかった。

 家族が依頼した弁護士は王さんの健康状態が拘禁する状態ではなく、釈放すべきだと、いろいろな関連部門に行って、訴えた。関係者らは弁護士に「王の家族は開廷を強く希望しているから」と嘘をついたが、その場で家族が、彼らが言っていることは嘘だと暴露した。そのため、裁判所は昨年121日に王さんに対して、企んだ開廷を取りやめた。

 弁護士は裁判所に「仮釈放申請」や「強制変更措置」などの書類を出したが、裁判所側からは返事がなかった。それから、弁護士は王さんとの面会や王さんの案件を閲覧することができず、多くの妨害を受けた。

 法律を知りながら、違法行為をする司法関係者らに対して、家族は省の関連部門に上告したという。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/1/6/340505.html )
 
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