甘粛省白銀市の魏興柱さんは2度目の実刑判決
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  【明慧日本20171月24日】甘粛省白銀市の法輪功学習者・魏興柱さん(53歳男性)は、かつて、当局に懲役8年の実刑判決を言い渡され、刑務所に収容された。

 昨年78日、魏さんは再度、同市公安分局の警官に連行され留置場に拘禁された。その2週間後に、魏さんの逮捕許可が出されたという。

 留置場に拘禁されている魏さんは迫害により重い病状が現れた。そのため、家族の強い要求で、留置場側が魏さんを第二人民病院に連れて行き、検査をさせた。魏さんは、「十二指腸潰瘍とそれによる出血がある」と診断された。

 そして、留置場側が魏さんの重い病状のため、家族に魏さんを釈放すると言った。家族は昨年1219日、魏さんを向かえに留置場に行ったが、「昨日(18日)、白銀区裁判所の人員が留置場に来て、魏興柱に裁判を行った」と告げられた。裁判所は開廷のことを家族にも弁護士にも通知していなかった。

 その数日後、裁判所は魏さんに1年の実刑判決を宣告したが、魏さんは不服として、上訴した。

 上訴後10日足らずで、白銀市中級裁判所は「原判決を維持する」という結果を出した。

 現在、魏さんはすでに蘭州大沙坪刑務所に収容されている。

 白銀区裁判所は法律を無視し、長期にわたって裏工作し、法輪功学習者に迫害を加えていた。学習者・賈培富さんは昨年11月、不正な裁判をかけられたとき、同裁判所に弁護士の入廷を許されなかった。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/1/10/340677.html)
 
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