山西省の王士敏さん 迫害されて意識不明
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 【明慧日本2017年2月10日】山西省臨猗(りんい)県の法輪功学習者・王士敏さん(60歳前後・男性)は、2013年に懲役6年の不当判決を宣告されて、晋中(しんちゅう)刑務所に4年間拘禁されているが、家族との面会をずっと禁止されている。

 旧正月の前、家族は突然、山西公安病院へ行って王さんを見舞うようにとの通知を受け取った。家族が病院に駆けつけて目にしたのは、意識不明で瀕死状態の王さんだった。

 家族は「重病のための服役中の一時出所」を求めたが、まだ返答がないという

 2012年5月22日、臨猗県610弁公室の警官らは王さんの住宅に侵入して、法輪大法の関連書籍、ノートパソコン1台を押収した。翌日、王さんも連行されたが、家族の緊急救援により当日の夜に解放された。 

 同年11月6日、臨猗県北辛(ほくしん)派出所の警官が、前回、押収した私物を派出所まで来て受け取るようにと王さんに知らせてきた。王さんは警官の話を信じて派出所へ行くと、すぐに連行された。家族が3回派出所へ行って解放を求めたが、応じてくれなかった。

 翌年5月3日、王さんに対する裁判が開廷され、懲役6年を宣告された。王さんは判決を不服として上訴したが、原審維持となった。9月17日、王さんは晋中刑務所に送られて迫害された。

 王さんは、2004年に懲役3年を宣告されたこともあり、2006年に晋中刑務所から解放されたという。

注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/2/7/342779.html)
 
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