湖北省武漢市の学習者 懲役5年の不当な判決に
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 【明慧日本2017年2月11日】湖北省武漢市の法輪功学習者・羅金玲さんは残酷な迫害を受けた結果、重体に陥り、安康病院に送られ、警官に警備されていて隔離された。先月10日、家族は突然裁判所から電話をもらい、11日に羅さんの裁判を開廷することを知らされた。また、最近、羅さんは懲役5年の不当な判決を宣告されたことがわかった。

 昨年4月25日午前10時、武昌市からの警官と鄂州市華容鎮派出所の警官らは華容鎮にある羅さんの自宅に侵入し、法輪功の書籍、関連資料、パソコン、ノートパソコン、USBメモリー、携帯電話数個などの機材を押収した。

 5月18日、7、8人の私服警官は再び羅さんの自宅に押し入り、前回押収して残っていたわずかの家財をすべて押収した。家には、羅さんの70代の夫が残されており、羅さんの行方を聞いたが、教えてくれなかった。

 家族はその後、ようやく羅さんが武漢市第一留置場に拘禁されていることを知った。9月初め、家族は留置場を訪ね面会を要求したが、羅さんは入院中であると言われた。家族が何度も繰り返し聞くと、やっと羅さんが後湖にある安康病院にいると告げられた。しかし、具体的な場所は教えてもらえなかった。

 家族は1カ月ほどかけてようやく安康病院の住所がわかった。10月中旬、家族は服やお金を病院に送ったが、羅さんとの面会はできなかった。

 情報筋によると、羅さんは武漢市第一留置場に連行されてから15日後、武昌区楊園思想改造施設に移送され、残酷な拷問を受けた。5カ月後、羅さんは転向しないため、再び第一留置場に移送された。

 先月10日、家族は突然11日午前9時、羅さんの裁判を開廷すると知らされた。家族はどうして弁護士を雇うようにと知らせなかったのかと問い詰めたところ、裁判所は弁護士を雇う必要がないと言った。

 裁判の当日、限られた家族のみが出廷できた。しかし、家族は話すことや質問することを禁じられ、答えする時も「はい」か「いいえ」しか言わせてもらえなかった。

 裁判官は案件をまったく調査もせず、検察側の起訴状だけを証拠とし、被告にも弁護させず、後日判決を宣告することにした。宣告する日にちは裁判所が決め、家族は参加できないと言われた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/2/6/342739.html)
 
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