北京の警察官「迫害をする度に応報に遭っている」
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2017年2月14日】昨年の夏、私は店の入り口でお客様に法輪功についての真相を伝えていました。その時、悩んでいる顔をした中年男性が近寄ってきて、買い物をせずに私の話に耳を傾けていました。客が帰った後、男は私について店の中に入ってきました。

 「法輪功修煉者ですか?」と男性が尋ねましたので「はい、そうです」と私は答えました。

 男性はほっとした様子でやっと見つけました。見てすぐにとても正義感の強い人だと直感しました。男性は法輪功についてたくさんの質問をしました。私は自身の体験を綴って法輪大法の素晴らしさ、江沢民と中国共産党が相互に利用して法輪功に迫害を加えた事実や迫害に参与した多くの中国共産党の指導者が、報いを受けて失脚した事例などを話すと、男性は一心不乱に聞いていました。

 男性は自分の身分を私に告げました。彼は北京の警察の幹部で、20人ほどの部下の警官を管理しているそうです。今回、実家に戻って休暇を過ごし、家にいても退屈だったため、街でぶらぶらし、歩いている途中で「法輪功」という声を耳にし、彼は目が覚めたような気分になったそうです。

 警官は「現在の北京では法輪功がまだ厳しく禁止され、我々がみな迫害を加える度に、毎回応報に遭うと実感し、我々警官はみな恐れを感じ、迫害をやめたいと思っているが、どういうことなのか分からず、どうやって離脱すればよいのか分かりません」と話しました。

 さらに警官は「この前、私の上司は病気になり入院し病気になった原因を知り、退院後に辞職しました。彼は私がとても尊敬していた上司なので、私もやめたくなりましたが、警官の仕事をしなければ、他に何ができるのかととても悩んでいます。今回地元に帰ったのはこのことを考えるためです」と話しました。

 警官は3日連続で私の店を訪れ、最後に彼は法輪功の真相をほとんど理解して、別名で中国共産党の関連組織から脱退しました。

 私は「辞職しなくても大丈夫です。警官としての利便性をいかして修煉者を守れば、もっと良いことではないでしょうか」と言うと、警官は「そうですか。良いアドバイスをもらいました。実は、他の警官の前では修煉者を時々叱っていますが、裏では修煉者に優しくしています」と言って安心しました。

 警官は帰る際、とても元気で自信満々になり、全くの別人のようになっていました。彼は法輪大法に感激し、感謝の気持ちでいっぱいでした。法輪大法が彼に希望を与え、明るい未来に導いていました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/2/5/342697.html)
 
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