文/中国の大法弟子
【明慧日本2017年2月20日】
偉大なる師父、こんにちは!
同修の皆さん、こんにちは!
私は法輪大法の修煉を始めてまだ2年の新しい修煉者で、現在、60歳を過ぎています。師父は、人を救うことは大法弟子の責任と使命であり、必ずやり遂げなければならない、と私たちに告げられました。そこで、頑張って法を学んで、速やかに自分を向上させ、人の観念を打破し、表に出て、面と向かって真相を伝え「三退」を勧めました。
この2年間、私が真相を伝えて「三退」した人はすでに数千人になりました。真相を伝える時、できるかぎり基本的な真相をしっかり伝え、はっきり説明するようにしており、真相を伝える時の話す速度は、速すぎず遅すぎず、心を込めて伝え、一心に人を救うために伝え、みな本当のことなので、相手が集中して聞いてくれるのです。ここでは、2年間の修煉体験を書いて師父にご報告すると同時に、同修と互いに励まし合い、ともに精進したいと思います。
遅かった修煉だが、万病がいつの間にか皆無になった
修煉を始める前、長い間病を患っており、1998年から2012年までに4回の大手術を受けました。最後の脳腫瘍摘出の脳外科手術が終わった後、病院では連続19日の間、毎日15本の薬を点滴されて、6日目になると吐き気と嘔吐がはじまり、最後には、完治していない状態で退院するしかありませんでした。
西洋医薬品に対してアレルギーがあったので、病院で胃カメラを撮ることができず、退院してからの1年間、粟がゆと漬物だけを食べて過ごしました。2012年の年末、ドリンク剤を挿入して命を繋ぎ、4回入院しました。数年のうちに、体重が70キロから47.8キロにまで落ちました。2013年の胃のレントゲン写真で、広範囲がただれており胃腸炎と診断がつきました。それに加え、肝臓と腎臓の機能がひどく低下し、心臓にも持病があり、不眠になると持病が再発し、貧血や目が乾くなどの症状がでました。西洋医薬品のアレルギーのために、漢方薬やサプリメント、中医成薬(訳注:調合した漢方薬)しか飲めません。2年越しの薬代に1万4、5千元をつぎ込んでも、よくなりませんでした。
この時、娘が姑のところから大法書籍を借りてきました。大法書籍を開くと、師父の写真が目に入り、心優しくお若い感じで、どこかでお会いしたことがあるような気がしました。法輪を見ると、とてもきれいだと感じ、さらに『論語』を拝読すると、とてもすばらしく書かれ、本を抱えると大事に取っておきたくなりました。なぜなら、人生の真の意味を見つけたからです。法を得るのが遅すぎたと後悔し、娘の姑の話をもっと早くに聞いていれば、1995年には大法に出会い修煉をしていたはずで、今からでは20年遅く、あまりにも遅すぎ、後悔しています。
大法書籍を一字一句精読し、1文字でさえ見落とすことを心配しました。1週間でこの本を1回通読すると、病気を治療するということを念頭におき法を学ぶのは間違っていることがわかり、本の中の師父に対して誠実に許しを請いました。『轉法輪』を3回読み終わった後「法輪功は修煉であり、返本帰真を教えており、自分の天国世界へ戻る事を教えているのだ」ということがわかり、感激して涙が止めどなく流れました。
娘の姑から5セットの功法を学びはじめ、煉功して2日目、肩や頭上、体の周りで法輪が回転しているのを感じ、喜びのあまり、病気のことを二度と考えませんでした。そして、2カ月経たないうちに、すべての病気が気づかないうちになくなっており、睡眠と食欲も良くなりました。修煉を始めてから最初の新年が過ぎたころ、体を横にして一度眠ると4日4晩まるまる眠ってしまいました。しかし、その時はまったくわからず、正月で人の出入りが多く、たくさん働いたので疲れたのだと思っていました。その後、夫は怖くなって私を眠らせず「散歩に出かけてきなさい!」とよく言いました。
それからはよく眠れ、よく食べられるようになり、全身いくら使っても使いきれない力がみなぎっているかのようであり、家の中のどんな仕事もでき、本当にすばらしいと思いました! 再び『轉法輪』を学び「何日も寝てしまったのは、かつて手術をした大脳を調整するために師父が特別に按排をなさったからで、脳を調整するとまったく耐えられなくなるので、私を眠らせたのだ」ということがわかりました。第2の人生を与えてくださって、師父に感謝を申し上げます!
私は新しい修煉者 それでも人を救いに行かなければならない
修煉をはじめた年の前半、衆生を救い済度することを誰も教えてくれなかったので、私にできることは1日も休むことなく学法煉功することだけでした。2014年7月になって、何冊かの真相定期刊行物を読んだ後になってはじめて、大法弟子は師が法を正すことを手伝い三つのことをしっかり行なければならない、ということを知りました。しかしその時、三つのこととは何か分からず、ただ、大法弟子が衆生を救い済度しなければならないことだけがわかりました。そこで「大法の中で新しい命を得たのだから、新しい修煉者であるが、師父の言われる通り、もっと多くの人を救い師父のご恩に報いよう」と思いました。そこで、真相を伝え人を救い始めました。師父のご加護と加持の下、修煉をはじめてわずか1年で、直接三退を勧めたのはすでに900人になりました。
はじめて人々に真相を伝えに出たのは、2014年7月の夕方で、団地の北の出入り口にあるドアやタンスを売る店舗に入ると、店の中では若者2人がパソコンを見ていました。そこで、若者2人としばらく話した後、「三退」すれば平安を保てるこをストレートに話し、お守りと資料を持っておらず、明慧週刊に載っていた同修が書いた文章を話しました。「中国共産党の高官である周永康や薄煕来が、大罪を犯し、共産党は執政してから今までに8千万人の罪のない人を迫害死させました。善悪には報いがあるから、天は中国共産党を滅ぼすでしょう」と若者2人に伝えると、若者2人は共青団と少年先鋒隊に入っていると言い、三退に同意してくれました。当時まだ、師父に加持をお願いしていませんでしたが、若者2人が三退し、人を救うということは自分にとっても嬉しいことでした。
その店を出てから東に向かうと、今度は若い男の子に出くわしたので三退させ、これを皮切りに人を救う自信と勇気が湧いてきました。
真相を伝えて慈悲を修め 善をもって衆生に真相を伝え広める
ある日の午後、団地の正門の入口で、石段に座って煙草を吸っている若い男の子を見かけ歩いて行って「非番ですか」と聞きました。しばらく世間話をした後「三退」を勧めました。しかし、その男の子は真相を理解せず、大法と師父を中傷しはじめ、どんなに説明しても聞こうとせず、私は怒り「どうして今日は、こんな人に出遇ってしまったのか!」と思いました。その子は共産党に入って脱退せず、共産党がお金を使わせてくれてると言いました。その子の話を聞けば聞くほど頭に来たので、立ち上がり指差して「こら、助けてくれと言っても助けてあげない」と言いました。家に帰った後、気持ちが次第に落ち着いてきて、自分が間違っていたことに気づき、師父に許しを請いました。私は忍を守れず、善の心がなく、あの子に「助けてくれと言っても助けてあげない」と言ったこの言葉は間違っており、衆生を押しのけてしまいました。今後、二度と同じ過ちを犯しませんと師父に誓いました。
絶えず学法することによって、だんだんと慈悲の心を修め、昨年の春の朝市へ行き、学生風の若い男の子がカーゴバイクのそばでリンゴを売っていたので「はじめて来たのですか、学生ですか?」と聞きました。男の子は大学を卒業して1年余りで、適当な仕事が見つからず、家では親戚が皆野菜売りなので、自分もリンゴを売っているが、2日経っても売りきれていないとのことでした。そこで私は、この仕事はあなたに向いていないこと、「三退」すれば平安が保たれることを話しました。すると男の子は、共産党に入ってまだ数年なので脱退したくないと言うので、私は「神様が共産党を解体するので、心から脱退しなければ、劫難が来た時に共産党のスケープゴート(集団内の不平や憎悪を他にそらすため、罪や責任をかぶせられ迫害される人)になってしまいます」とその理由を話しました。男の子は「考えてみます」と言い、それでも私は諦めず、老婆心から繰り返し三退を勧め、さらに、師父に自分の正念への加持をお願いしました。そして「普通の家庭では大学生1人を支えるのに多くの学費やお金がかかり、支える両親の大変さが分かるので、この大学生を必ず救わなければならない」と心の中で思いました。
私が離れないので、男の子は車を押して東へ歩きだしましたが、人の波が多く早く歩けずまだそこにいたので、男の子に追いつき歩きながら話しました。前方へ行き、車をつかみながら「お兄さん、わたしはあなたが我が子のようなつもりでいます。あなたは若く、中国共産党のスケープゴートにはどうしてもさせられないので、誠心誠意救おうと思っています」と言いました。
私がこう言うと、男の子は振り向いて「おばさん、心の中で脱退しても大丈夫ですか?」と言いました。それを聞いて本当に感激し、仮名を使って三退させ、守り札をあげて「『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と誠実に念じれば、いい仕事が見つかり、素晴らしい未来が待っています」と伝えました。
男の子が離れていく後ろ姿を見つめながら、涙がとめどなく流れました。私は「もしあなたの正念が強ければ、邪悪が解体されます。本当の慈悲の力は全ての正しくない要素を解体することができ、あなたが話をしているときエネルギーを外へ放出しており、邪悪のものが解体され、ほかの空間の邪悪はその人に近づき、その人を制御することができなくなります。このとき、人間に道理を説いてあげれば聞き入れ、中共邪党に注ぎ込まれたそれらの虚言を打ち破ることができ、その人の誤解を解くことができるのです」[1]という師父の教えを思い出しました。師父の法は素晴らしく、早くも大法弟子に人を救うための道を開かれました。師父の慈悲なる済度に感謝いたします!
大法の資料が謎を破り、出稼ぎ労働者が救われた
昨年11月中旬、年配の同修とバスで都心まで行き仕事をしました。バスを降りた後、道に十数人の男女がいるのが見え、みんな看板を立てて仕事を探していました。私と同修は、まず人を救ってから仕事に行こう、と決めました。師父に加持をお願いした後、その中の1人の中年の男性に直接「三退」すれば平安が保たれることを伝え、真相定期刊行物を1冊取り出して「見てください、全世界が江沢民を告発しています」と言いました。すると瞬時に7、8人が取り囲んで資料を欲しがったので「すみませんが、4冊しか持っていませんので、回して読んでください」と言いました。
1人の男性が「あなたは法輪功の人でしょう、江沢民を告訴して何かするつもりですか? 法輪功は天安門焼身自殺事件から名誉を回復できるのですか?」と聞きましたので、この男性が中国共産党の嘘を信じていることがわかりました。真相定期刊行物に掲載されている、王進東が焼身自殺事件を起こした時の写真を見つけ出し、この男性たちに「王進東の焼身自殺は嘘で、彼は法輪功修煉者ではありません。もし彼が古い弟子であれば、どうして座禅を組むことができないのでしょうか。手の動かし方も法輪功のものと違います。足の間に挟んでいるガソリンを入れたプラスチックのスプライトのビンが大火の中でも変形していません。全身が燃えているのに、最も燃えやすい髪の毛は少しも燃えていません。警官が消火ブランケットを持っているのに、王進東がスローガンを叫び終わるのを待ってから彼の体にブランケットをかけています」などの焼身自殺事件の落ち度を伝え、さらに「これらはみな演出でインチキです」と付け加えました。「なるほど!」と納得のいった男性たちはみな真相がわかり、3人が「三退」し、数人が「真相資料を持って帰って見ます」と言いました。「法輪功はまだ名誉を回復しようとしているのか」と言った人も真相を理解した後、その場で共青団と少年先鋒隊を脱退しました。そして、大法のお守りを喜んで受け取り、中国共産党組織に入っていない人も真相資料を読みたがりました。「お互いに回し読みし、家族にも見せ、くれぐれも捨てないように」とその人たちに伝え、さらに「心を込めて『法輪大法は素晴らしい』と念じれば、良い仕事が見つかることを保証します」と伝えました。すると、その人たちは嬉しそうにお礼を言い、立ち去りました。
昨年1月、同修と人を救い、真相を伝え続けました。どのような天気であろうと、特殊なことが起きない限り、人を救うことを怠ったことはありませんでした。人を救う中で顕示心や歓喜心、人を憎む心が現れ、3度転びました。そのたびに、内に向けて探し、これらの良くない執着心を取り除きました。これらの執着心を取り除き、解体してわかったことは、みな師父が人を救っておられるということでした。今は、人を救う時に歓喜心が出ることはなくなりました。
昨年の1月中旬、駅で人を救ってからの帰りに、国税局前の西南の塀のところに、40歳過ぎのサラリーマン男性がいました。その人を呼び止め「『三退』すれば平安が保たれることを知っていますか?」と聞くと、男性はとても嬉しそうに私の両手を握り「お姉さんに会えたので、共産党を脱退し、少年先鋒隊も脱退します」と言いました。その人の奥さんも共青団を脱退しており、まるで子供のように興奮して喜び、お守りと真相定期刊行物をあげると、さらに手をとり何度も「ありがとう、ありがとう!」と言いました。そこで「師父にお礼を言ってください!」と伝え、また「『法輪大法は素晴らしい』といつも念じれば福報を得ますよ」と伝えると、うなずいてお礼を言い去って行きました。その人の後ろ姿をじっと見つめながら感動しました。
その男性との会話を横に立って、はっきりと聞いていた年配の女性にも、うまく三退させることができました。
衆生が救われたいと願う心はどれほど強いのでしょう! ですから、私たちは本当に早く救い、もっと多くの人を救わなければなりません! 家路をたどりながら、楽しい気分がすべての疲労を綺麗サッパリとなくしました。
師父は「慈悲は能く天地の春を溶かし 正念は世中の人を救う可し」[2]と説かれました。昨年3月、学生が戻って来たその週に、毎日バスステーションへ行って人を救いました。その週、85人の学生と庶民を三退させました。これはみな師父が私を手伝って衆生を三退させてくださったのです。
4月は毎日バス乗り場へ行って人を救い続け、人が多くても少なくても恐怖心はなく、人を救う時には他のことを考えず、ひたすら真相を伝え人を救いました。毎日、人込みの中を行き交いました。はっきりと覚えているのですが、57、8歳の男性が他の2人と、現在の共産党や江沢民などのことについて憤懣やるかたない様子でしゃべっていました。真相を伝えに行くのに、人が多かったので真相を伝えきれないことを恐れ、というのも、その男性たちの各々の考え方が一様でなく、もし1人でも三退しない人が出れば、その他の人が気持ちを動かされやすくなるからです。
しばらくして、その男性が壁ぎわに立ってカードゲームをしはじめ、その人を救うために師父に加持をお願いしてから、軽く声をかけ「『三退』したことがありますか?」と聞くと、すでに三退の事を知っており、その人は党員で「三退しても何の効果もない、死ぬべき人は死に、天が落ちて来たら皆が死にます」と言いました。そこで「天は中国共産党を滅ぼします」と伝えると 「共産党はもうすぐ滅び、江沢民はさらに死ぬべきです」と言いました。この人は心ではわかっていると思ったので「とりあえず保留にしておこう」と考え「後でこの男性を必ず三退させよう」と思いました。そこでまず、その他の人に真相を伝えました。
30分が過ぎ、その男性がしゃがんで真相定期刊行物を読んでいるのをなにげなく見て「望みがありそうだ」と思いました。もうすぐ正午で人も少なくなり、その男性のそばにしゃがんで「あなたも資料を見ているんですね、あなたに勧めるのは実の弟だと思っているからで、責任を負いますから、やはり脱党するよう強く勧めます」と言うと、しゃきっとした様子で「脱党します!」とはっきりと答えました。救われたので双方嬉しくなり、男性に仮名を付け大法のお守りをあげました。すると、喜んで「ありがとう」と礼を言われ、そこで私は「心を込めて『法輪大法は素晴らしい』と念じれば、素晴らしい未来があります」と伝えました。
戻る時、涙がとめどなく流れ「衆生が救われたのであればいくら苦しくても、いくらきつくても行う価値がある」と思いました。
このような例はたくさんありますが、ここではこれ以上言いません。昨年の9月中に、1千300人を三退させましたが、それはすべて、師父が弟子を励まし、加持してくださった結果なのです。
恨みと情を取り除き、家庭の難と対立から抜け出す
私の団地の外の道路わきの野菜売りの露店主に真相を伝えていると、窓から外を見ていた夫に見られました。夫は機嫌が悪く「警察に捕まったらそれでアウトだ」と言いました。娘もそれを聞いて安全を心配する他に、自分たちの前途に影響するのを恐れて、二度と真相を伝えに出ないようにと勧めました。そこで、娘と夫に「恐れないでください、気をつけます。それに私は師父に見守られており、修煉者は師父の教えに従わなければならないのです」と伝えました。娘と夫は修煉していないので、自ずと理解せず、娘が騒ぎ立て、夫がそばで「今は誰の天下なのかわかっているのに、天が共産党を滅ぼすなどと言って、共産党が捕まえないのは、見逃しているだけなんだぞ!」と騒ぎ始めたので、娘と夫に対して恨みや僻みが起きて「他の家の子供と大人はみな師父を尊敬しているのに、あなたたちは師父のご恩に感謝せず、そればかりか、人を救いに行かせないなんて」と言いました。
言い争いが収まると、相変わらず八方手を尽くして真相を伝えに行きました。ある日の午前中に娘が来て、市内の法輪功修煉者数人が捕まったと携帯サイトで報じている、と話し「最近でも真相を伝えに行っているの?」と聞くので「出かけていませんよ」と言いましたが、夫と娘が何を言っているのかわからず、娘は話せば話すほど勢いがつき、激しく迫りながら「真相を伝えに出かけていませんか?」とずっと会う度に聞きました。そこで、夫と娘の2人に「私の病気が治ったのだから、師父に感謝すべきです。もしまた今回のように妨害するのなら、私はこの家を出ます」と言ってしまいました。
夫と娘を驚かそうと思っただけなのですが、夫は早々に了解しました。すぐに自分が間違えたと気づき「ここは耐えなければならない」と心の中で思い、部屋に行って学法しました。すると、娘が泣きながら「お母さんがこのようになるのがわかっていたら、最初から大法書籍を持ってくるんじゃなかった」と騒ぎ出し、「お母さんには肉親の情がない、娘が帰って来ても話をせず、夫と出かけて散歩もせず、一家団欒を楽しむこともしない」などなどと言いました。「娘には言わせておきましょう」と考え、何を言われてもぐっとこらえて何も言わず、ただ部屋の中で学法しました。すると10分後、娘は泣きながら行ってしまいました。
昼食の時、娘が電話で「さっきの事、怒ってない?」と聞いてきました。私は「怒っていませんよ。修煉者は怒らず、忍び耐えます」と答えましたが、夫はずっと私と話をしないのを見て、まだ怒っていることがわかりました。次の日の昼食時に「家を出て行く話をするべきではありませんでした」と謝り 「どうしていつも、私が警察に連れて行かれると話すのですか?」と聞きました。すると夫は「お前が捕まることは些細なことだが、恐れているのは、給料が差し押さえられるからだ」と答えたのを聞き、むらむらと憎む心や各種の人心が出て来ました。
家族が出て行った後、師父の写真を抱えながら 「師父、夫が昼食の時に話した言葉に大変悲しくなり、もう二度と肉親の情に執着しません」と詫びました。
2、3日後、法の勉強を終え、10時の発正念の時に、頭の中に突然「魔性」という2文字が打ち出され 「師父は娘と家族の『魔性』を利用して私の心性を高め、人を憎む心と焦りを取り去ってくださったのだ」と悟りました。こう考えると、ただちに頭が働くようになり、突然悟ったように感じました。そして、感動して師父の写真を取り、師父の並大抵でない苦心に感謝し、師父に「家族に対する憎む心を慈悲心に変え、焦りとすべての執着を放下します」と申し上げました。するとこの時、涙目を開けると、師父が喜んでおられるのに気づき、心優しく笑っていらっしゃいました。
その後、娘と夫は二度と大法を実証することを妨害しなくなり、師父が私のためにとても多くをしてくださったことを感じ、しっかりと三つのことを行って人を救い、師父にご迷惑をおかけすることを少なくし、師父にもっと喜んでもらわなければならないと思いました。
顕示心を取り除き、法の中で再び精進する
2015年の夏、続けざまに2回も転びました。1回目は車にぶつかりそうになって転んで、足がこすれて青くなりました。もう1回は道でつまずいて転び、腕が青くなりました。これは偶然ではなく、自分が衆生を救う時に歓喜心と顕示心が起きたので、旧勢力に隙を付かれたのだ、ということを悟りました。
2015年の後半、学法グループの同修とお互いに学びあい、修めあって、もっと多くの人を救おうと決定しました。当初やる気充分で、人が多ければどこへでも行く勇気がありました。新年の前夜、三退した人の数が私より少ないと同修が気づいて、焦りだし、焦れば焦るほど人を救う効果が悪くなり、その後、腰骨を打ってしまいました。そこで同修に「比べるのはやめましょう」と言うと、同修は自分に何の心があったのかを探しはじめました。私も内に向けて探すと、この出来事の背後に隠されていた執着心の一つ、ひどい顕示心理を見つけました。師父は「見せびらかすこと自体、強い執着心で、非常に良くない心であり、修煉者として捨てなければならないものです」[3]と説かれました。そこで、この良くない心を徹底的に取り除くと、師父の助けとご加護の下ですべての衆生が救い済度されました。より多くの同修が出て来て、多くの世の人々を三退させることを強く希望します! 人を救うことは何も難しいことはなく、恐れる心を放下し、師父にご加護をお願いすれば、人を救うことができるのです!
私は人を救うことができ、三つのこともよく行うことができる、と同修たちは考えているかも知れませんが、そうではありません。学法していても長いこと集中できず、頭に入らず、まるで教科書を読んでいるかのようだったのです。内に向けて探すと、人を救う時に差別の心があり、見た目の良い人を選んで救っていたことがわかり、これらはみなとてもよくない人心でした。師父は「もし、今の世の中の人々が、その絶対多数が本当に高い次元から法を得に来たものであれば、皆さん考えてみてください、彼らは単なる一つの生命ではありません」[4]と説かれました。もし人を選んでその人たちを救いに行かなければ、その人たちを壊すことになるのではありませんか? 最近(訳注:昨年11月)、差別の心が少なくなりましたが、徹底的に取り去ってはおらず、少しだけ差別の心が現れることがあるので、常人の観念を徹底的に変え、人心を取り除き、神に向かって歩まなければなりません。
ある時、家で法を読み、午後2時に正念を発して、手を洗い、大法書籍に対して「今日は純正な心を以って法を読みます」と言うと、二十数ページ読んだ時に、手からピンクの光が本の上を照らしているのに気がつき、顔もピンク色に染まり、その後、緑の光もあることに気がつき、大法書籍の下がすべて緑色でした。師父が励ましてくださっているのだと思いました。その日の夜のグループ学法で、淡いピンクの光が再び見られ、大法書籍の下と側面が緑色でした。師父が励ましてくださっているのだ、と同修も言い、同修たちには見えないようでしたが、本当に素晴らしいと思いました。
私のために多くのことを按排され、私のために山ほど頭を悩まし、骨を折ってくださった偉大な師父に感謝いたします。ここで師父に「師父 ありがとうございます!」と申し上げます。努力に努力を重ね、法をよく学び、心性を向上させ、無私無我まで修め遂げ、他人を優先し自分を後にする大法弟子にきっとなり、どこまでも、どこまでも、師父について行き、円満成就して本当の家に帰ります!
間違っている所があれば、同修の皆さんのご叱正をお願いします。
師父にお礼を申し上げます! 合掌
ありがとうございます、同修の皆さん! 合掌
注:
[1] 李洪志師父の著作:『各地での説法十』「マンハッタン説法」
[2] 李洪志師父の詩 :『洪吟二』「法正乾坤」
[3] 李洪志師父の著作:『轉法輪』
[4] 李洪志師父の経文:『北米での巡回説法』
(明慧ネット第13回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)