文╱中国の大法弟子 静蓮
【明慧2017年2月24日】私は若い大法弟子です。大法修煉の道を歩んでもうすぐ20年になります。多くの不思議なことを体験しましたが、師父の慈悲なる済度とご加護により、我が家は九死に一生を得ることができました。次に三つの体験を述べて、大法の素晴らしさを皆さんと分かち合いたいと思います。
一、不慮の災難
母も大法弟子で、1995年から修煉を始めました。2004年のある日、道を渡ろうとした母は右左を見て、車がないことを確認してから、足を踏み出しました。ところが、1台の乗用車が突如現れ、パーンと母をはねました。本当に不慮の災難でした！ 母が我に返った時、自分が乗用車の前輪のギリギリのところで倒れているのが分かりました。もし、その時、車がもう少し前へ走っていたら、その結果は考えるだけでも恐ろしいものです！ 師父は「この類いの事はすべて命を取りにきた例ですが、本当に危険に至るようなことはありません」[1]とおっしゃいました。取り囲んで見物する人は、「この人は本当に強運だね。飛ばされて、車のルーフパネルに落ちて、さらに地面に 転がり落ちた。もう少しで車に轢かれるところで、車が見事に止まった」と言いました。見物人は、警察に通報しようと言う人もいれば、病院に運ぼうと言う人もいて、また、写真を取って証拠を残そうと言う人もいました。
その時、母は正念がとても強く、自ら立ち上がり、運転手に「私は法輪大法の修煉者です。あなたをゆすりません。あなた達はきっと急いでいたからで、わざとやったわけではないはずです。あなた達はもう行っていいですよ」と言いました。その時、母は江沢民が法輪功を迫害する真相を話しました。しかし、車の持ち主は責任をはっきりさせたほうがいいと言って、母に病院で検査をするように求めました。病院で超音波検査をすると、「左足の靭帯が2本が切れ、大量の内出血があり、すぐに手術を受けなければ、左足は不自由になるかも知れない」と言われました。母はきっぱりと、「私は法輪大法の修煉者です。家に帰って煉功すれば、治ります。皆さん安心して下さい」と言いました。母は手術を受けず、毅然として退院し、家に帰りました。学法と煉功によって、母の体はとても早く回復して、左足は不自由になるどころか、かえってもっとしっかり歩けるようになりました。その後、母は車の持ちの主のところに行って、彼らに法輪大法の超常と神秘を話し、彼ら一家を三退させました。師父は私達に「本当に正道によって修煉すれば、誰もあなたを勝手に傷つけたりすることはできません。それにわたしの法身に守られているので、何の危険も起こらないのです [1]と説かれました。
二、白血病患者の新たな人生
2003年、私は不法に労働教養を科せられ、母も路頭に迷う状況に追い込まれ、父は一家離散の悲惨な現実に耐えられず、巨大な圧力の中で、とうとう倒れました。数カ所の権威ある病院の検査によって、骨髄増殖性腫瘍（白血病の一種）と診断されました。妻と娘の悲惨な境遇を目の当たりし、自分もこのような不治の病になり、父は本当に天に訴えても、地に叫んでも、誰も助けてくれない窮地に陥りました。
2年の長い治療を経て、放射線治療にしても、毎日交換輸血にしても、さらに血液凝固阻止剤を使っても、父の体はまったく好転せず、病状はますます重くなりました。言葉にならないほどの苦しみを嘗めた父は絶望しました。医者も父に帰宅するようと勧めました。その時、父はまだ58歳の若さでした。なすすべのない窮地に陥った時、母は父に法輪大法を修煉するように勧めました。「今、あなたを救えるのは師父しかおられません。私の病気は全部治ったじゃありませんか」と母は言いました。母は修煉前、高血圧、心臓病などの病気を患っていたことを知っている父はいろいろ考えた結果、大法修煉を決意しました。また1人の尊い命が救われたことに感激した母は涙を流しました。
父は悟性がとてもよくて、修煉の意志も固く、まず、高価な薬を全部処分し、40年余り嗜んだタバコと酒を全部やめました。父は真剣に法を学び、功を煉り、1カ月近い煉功によって、父の体は次第によくなり、精神状態も良くなりました。叔父はとても不安で、「やはり病院に行って検査をしよう」と言い、家族の心配を払拭するため、父は病院に検査に行きました。検査の結果は、すべての数値が正常でした。父も家族も大喜びしました。もともと信じていなかった叔父でさえ、大法の凄さを認め、人に会う度に、「法輪功は素晴らしい」と言うようになりました。
三、出産時の生死の関門
赤ちゃんを出産することは、妊婦にとって大変喜ばしい事ですが、しかし、私にとっては生死の関門でした。私は35歳の時、帝王切開で子供を出産しました。手術室の外では、家族は胸に喜びを秘めて、首を長くして待っていました。30分後、看護婦さんは可愛い赤ちゃんを抱いて外に出てきました。しかし、この喜びは2分と続かず、すぐに私の危篤の知らせが来ました。産後の大出血で、止血と子宮収縮の注射をしても効果がないため、医者は子宮を摘出し、マッサージによって、出血を止めようとしましたが、それも効果もなかったとのことでした。出血がひどいため、すぐに輸血をしなければならなくないのに、病院には血液のストックがなく、外部から血液を調達しなければならない状況で、本当に泣き面にハチでした。家族は外で大混乱になり、直ちに転院しようと言う人もいれば、医者を非難する人もいて、泣く人もいました。父と母、そして叔母は大法弟子です。母はその時、「すべて師父におまかせして、師父に助けを求めよう」と決めました。手術室の中にいた私はこの時緊急の状況をまったく知らず、ただ心の中でひたすら「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と念じていました。師父は私達に「師徒は情を講ぜず 佛恩は天地を化す 弟子正念足りれば 師は回天の力有り」[2]と説かれました。世間の人々が擁護する現代医学が手の施しようがない緊急の時、慈悲で偉大な師父は私の命を救って下さいました。往時を思い起こす度に、心の中は感謝の気持ちでいっぱいになります。
人生の道は果てしなく、辛酸甘苦や幾度の苦難に遭遇することは避けられません。我が家の体験は、法輪大法の神秘と超常を実証しました。まだ大法を理解していない世間の人々に、ぜひとも大法弟子が話す真相を聞いてほしい、真相を知ってほしい、救われてほしい、素晴らしい未来を有してほしいと心から切に願っています。
合掌します
注：
[1] 李洪志師父の著作：『轉法輪』
[2] 李洪志師父の詩：『洪吟』「師徒の恩」
