法輪大法・『轉法輪』によって、私は生まれ変わった
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2017年2月24日】1996年11月、私は幸いにも法輪大法を修煉し始めました。それからの私は、体が健康となり、人生観も変わり、まるで生まれ変わりました。

一、心身とも疲れ果て、持病に新たな病気が加わる

 小さい時から、中国共産党の無神論の教育を受けた私は、心が狭く、教科書に載っていないもの、目に見えないもの、手で触れないもの(実際存在しているのに)を、一切信じず、誰かが少しでも超常的なことを言うと、その人のことを愚かで無知だと嘲笑していました。神の存在を信じないため、当然因果応報も分からず、何をしてもとても強引で、人のことを顧みず、他人の感銘を考慮せず、自分は偉いと勘違いして自分の能力、メンツ、虚栄心、名誉や利益を最重要視し誰も犯されてはならず、それらを人生の目的だと考えていました。周りの人々も同じ生き方をし、誰もこれらのことをおかしいとも、間違っているとも思いませんでした。

 しかしながら、このような生き方はとても疲れ、心身ともに疲れ果てていました。仕事から帰宅すると、家事をする気にもならず、体の調子が悪く、いつもイライラして怒りっぽくて、夫は「家事は僕がやるから、お前は休んでいなさい」とよく言われました。夫がこれほど私に気を使い譲歩しているのに、夫の苦衷(くちゅう・苦しい胸の内)を察するどころか、かえっていい気になり夫が本音を吐くまで、私は自分のいたらなさに気づかないままでした。ある日、仕事から帰ってきて 「今日は報告データを作って、ペンを持ちすぎで、指が痛いよ」と不平不満をこぼすと、夫は堪忍袋の緒が切れて 「お前はいつも仕事から帰ってくると、頭のてっぺんから足の先まで、すぐさまどこがどうのこうのと言うが、今日は指が痛いのか?」とあきれ、怒こったように言いました。

 夫の私に対する忍耐力はすでに限界に達し、ついに本音を吐いてしまいました。それを聞いた私はとてもつらくて、夫に申し訳ないと思いました。しかし、私には自分を変える力がなく、気持ちがさらに沈みこみ、それからというもの、ますますいろんな病気が出てきました。不眠症、頭痛、メニエール症候群、不整脈、低血圧、腎臓炎、関節炎、婦人病などが次から次へと現れました。私は病痛に苦しめられ落ち込み、昼の間は無理でも仕事をこなしていますが、体はぼろぼろで疲れ果て、家に帰って来ると、夜、眠れず 「私の本音は、決して夫を怒らせたいわけでもなく、傷つけたいわけでもなく、どうして、自分をうまくコントロールできないのだろうか」といろいろ悩みました。

 「私にとって生きることは実に無力で、自分でさえもコントロール出来ず、この嫌な性格はどうやって形成したのだろうか」と、あれこれいくら考えても分からず、問題をいつも抱え、来る日も来る日も思い悩み、同じ状態のまま過ごし一向に改善せず、暗黙のうち 言葉にせずとも に何かを待っているように感じていましたが、その答えは見つかりませんでした。

 その後、夫の仕事で、私達は沿海都市に引越しをしました。ここの生活リズムが速く競争も激しく、その上、仕事内容も変わり、たくさんのことを学ばなければならず、心身ともに大きいなプレッシャーを感じました。今までのキャリアがあったお陰で、仕事はなんとか対応しましたが、しかし、健康状態はさらに悪化し、今までの持病に新たな病気が加わり、椎間板ヘルニアが原因の腰痛に耐えかねて、とうとう入院してしまいました。しかし、いくら治療しても、完治することはありませんでした。

二、困惑からの脱出

 1996年11月、ある同僚は彼女の夫が法輪功煉功している話をしてくれました。私は「ご主人はまだ若いのに、どうしてあんなものを信じるの? 気功ってお年寄りが暇潰しのためにやるものじゃないの」と言いました。同僚は「違うよ。若い人は病気がなくても煉功をすれば、心を修め、道徳水準を高めることが出来るのよ、あなた知らないの」と言いました。困惑している私を見て、彼女は「もういいよ、あなたに言っても分からいようだから」と言って話をやめました。

 観念が妨げていたため、これまで私はこの目に見えないものをすべて受け入れませんでした。しかし、この同僚の行動は、確かに私の注意を引きました。昔、彼女はとても怒りっぽくて、仕事のトラブルに遭えば辛抱できず、決して譲らない性格でした。しかし、最近、彼女はトラブルに遭っても、とても平静で喧嘩もせず、見違えてしまうほど精神状態がよくなり、顔色もよくとてもソフトないい感じの人になっていました。

 どんな力が、彼女を変えたのでしょうか? 不思議に思った私は好奇心で、彼女に 「あなたは最近、本当に変わったわね」と言うと、彼女は「法輪功を煉功し、修煉ているからよ」と答えました。私はとてもびっくりして 「その功法は実に凄い、人の性格までも変えられるのね。それなら、私も煉功を教わりたいわ」と言いました。しかし、彼女は私のことを少しも信用できない様子で 「分かったわ。それなら先に『轉法輪』を貸すから、読んでから決めてちょうだい」と言いました。

 私は『法輪』を読みました。本の中では、道徳の高尚な人になるように教え、私がずっと考えていた人生に対する疑問が全て答えてあり、さらに、人間としての生き方も綴られていました。本の中の洪大な内包は私の心を打ち、人間としての本来の素朴な優しさが呼び起こされました。

 それから、私は大法の基準を用いて、自分が今まで歩んできた人生と照らして見ました。すると、穴があったら入って身を隠したいほど恥ずかしくなり、思わず号泣してしまいました。そして、喉を詰まらせ声が出ないほど泣きました。「師父、この業力だらけの私を見捨てずに救い済度してくださって、本当にありがとうございます。私もこれから歩む人生をあらため、道徳の高尚な人に生まれ変ります。師父にお会いすることが出来て、本当に幸せ者です」と言いました。

三、生まれ変わって、軽快な体になる

 『轉法輪』は私の人生の指針で、生涯求めて来た真理です。私は飢えたように『轉法輪』を読みました。会社の休み時間に誰もいない部屋で、暗い中『轉法輪』を読みました。文字が黄金色にキラキラと光り輝き、文字も大きく変化しとても不思議でした。私は読めば読むほど手放したくなくなりました。同僚は暗いところで本を読んでいる私を見て、とても不可解そうに 「こんなに暗いところで字が読めるの?」と聞かれ、私は「読めるよ、この『轉法輪』の本は読めば読むほど明るくなるのよ」と嬉しそうに答えました。

 知らず知らずのうちに、心境が昇華し体調もよくなり、今までの人生の中で、体験したことのない無病で軽快な体の素晴らしさを覚えました。鉛のように重かった足は、今階段を上る時、飛ぶように軽く駆け上がり、今までいつもぼんやりしていた頭が今は明晰で回転が早く、心身ともに軽快で素晴らしく感じ、悩みもなくなりました。

 私はまったく別人に生まれ変わりました! 今までは、顔色は土気色で年のわりに老けて見え、一日中笑顔がなく 「闘争心」丸出しの私でしたが、今、体の芯から活力が溢れ顔も白に赤みが差し、いつも笑顔でいっぱいになりました。今まで、上司から「あなたは仕事は出来るが、性格が刺々(とげとげ)しいので、やすりでこすり落とすべきだ」とまで言われましたが、今、私は 法輪大法の威力で心身のあらゆる欠点をこすり落としている最中です。

 家庭にも変化をもたらし、親戚関係も打ち解け、娘は「今の優しいお母さんが大好きよ」と言ってくれ、夫も家事から解放されました。義理の姉は私のことを「絶対にあなたは譲歩しない人だ」と言っていましたが、今、私に対する見方を変え、義理の母も昔私のことを「まったく唐辛子のようにキツイ嫁だ」と評価していましたが、今、「優しく、思いやりのある良い嫁になった」と褒めてくれるようになりました。

 よく「山河は変えられても、本性は代え難い」と言いますが、私が大法修煉をしなければ、この悪い性格は変えらず、その上、病苦で私の人生はとても暗いものになっていたはずです。師父は私を救い済度され、新たな人生をくださいました。師にお会いしたこともなければ、師から一銭も要求されていません。それなのに、師は私の体を浄化してくださり、多くの病業を取り除いてくださいました。慈悲なる師に感謝の言葉が見つかりません。私にできることはただただ教えを守り、勇猛精進し、着実に自分を修め、師の慈悲なる済度に報いるだけです!

四、佛光があまねく照らせば、礼儀が圓明となる

 私は法を師にし、自分を厳しく律して、何事も他人を優先に考え、心から優しく人に接し、仕事の中で個人の損得を考えないようにしました。ある日、倉庫に行って、商品の靴を卸す仕事をしていました。その後、倉庫の管理人は 「帳面は合っているが、実際には、靴が一足分足らない」と言いました。原因はともかく、私がしっかり管理しなかった自分に責任があると思って、300元を自腹で財務に支払い、帳尻を合わせました。その後、管理人は自分の責任だから、自分が払うべきだと言いましたが、私は「大丈夫ですよ、次回気をつけましょう」と言っただけですが、彼はとても感激して 「法輪功はこのようにあなたに教えているのですか」と聞かれました。私は「その通りですよ。法輪功は良い人になるように教え導かれ、何事も他人を優先に考えるようと教えてくださっています」と言うと、彼は「私も法輪功を習いたいのだが、どうすればいいかね?」と聞かれ、そこで 『轉法輪』を彼に読んで見るようにと言って、本を貸しました。

 今では、上司も私の人柄を認めてくれています。私の出張先の精算や物品の値段の記載などについては信用して任され、ほとんどチェックをしません。上司も法輪功を修煉する人は嘘を付かないことを知っているからです! 法輪功を修煉して、私から発せられた慈悲なるエネルギーは周囲の人たちを変え、周りの人もお互いに助け合い、他人のことを先に考え、社内がとても和気藹々(あいあい)とした雰囲気になりました。まさしく『轉法輪』の中に説かれた「佛光があまねく照らせば、礼儀が圓明となる」という教え通りでした。

 皆は私を新たな目で見るようになり、法輪功が私を別人に変えたことを知っています。そのため、私も職場の有名人になり、社内の皆も法輪功の良さや不思議さを知りたがりました。社長からも 「あなたは顔色もよくなり健康そうで、気功を煉っているのか? それはなんの功法か?」と聞かれました。私が「法輪功です」と答えると 「時間があれば、紹介して欲しい」と社長から言われました。私は大法の書籍を揃え社長に届け、自らの修煉体験を話しました。社長は 「法輪功の言う『真・善・忍』はとても素晴らしい。もし、会社の全社員が皆、『真・善・忍』を信じてくれれば、仕事もきっとやりやすくなる」と言いました。社長はまず、大法の本『轉法輪』を中間管理者に勧め、会社の管理職の人たちにも法輪功を知ってもらいました。当時、縁のある人たちもすぐに大法修煉の道を歩みはじめ、会社全体がとても和やかな雰囲気になりました。社長が法輪功をよく理解していたため、1999年7.20以降、大法弟子を迫害した時でも、社長は我々社員をしっかりと守ってくれました。

 大法の基準で自分を厳しく律して、トラブルに遭えば自分の問題を探し、大法の基準で自分を照らし合わせ、家庭でも、社会でも、すべて良い人になるようにすれば、それは、社会の安定にとても良い効果を果たせるでしょう! 法輪功は国にも、社会にも、家庭にも百利あって一害なしです! 人類にとって、『轉法輪』と法輪功は、国と社会に希望をもたらしてくれる、唯一無二な(この世でただ一つしかない)大切な大切な宝ものなのです!

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/2/17/343164.html)
 
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