【明慧日本2017年3月7日】天津市薊(けい)県の法輪功学習者・陳瑞芹さん(44歳女性)は、天津女子刑務所に拘禁されている。法輪功の信条を放棄しないため、陳さんは刑務所の第5監獄区で長期にわたって、長時間立たされる、トイレに行かせない、性的虐待などの迫害を受けてきた。
ある日、両足を踏みにじられて血だらけになり、体も殴られて傷だらけになった陳さんは、監視員から顔にお湯をかけられた。さらに乳首をつねられたり、尿を飲ませられたり、便を食べさせられたり、ものを投げられたりするなどの暴力を加えられた。
薊県白澗郷劉吉素村在住の陳さんは、法輪功を学んでいるとの理由で何度も労働教養処分を受けた。板橋女子労働教養所に拘禁されたとき、靴で顔を殴られる、睡眠の剥奪、重労働、小さな椅子に座らされる、独房に拘禁されるなどの迫害を受けた。
2014年5月16日、陳さんは法輪功の資料を配布したとき、薊県国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官に尾行されて連行された。同年8月13日、薊県裁判所で不当な裁判を開廷された。2015年に懲役4年6カ月の実刑判決を下された陳さんは、天津女子刑務所に拘禁された。
同刑務所は法輪功学習者を「転向」させるため、手段を選ばずに、学習者たちに極度な苦痛を与えている。
陳さんは数日間、睡眠を剥奪され、トイレに行くことも許されなかった。便でズボンを汚しても拭くことさえ許されなかった。拷問を受けた陳さんは口から泡を吹いたり、意識を失ったりすることがしばしばあった。
しかし、陳さんは屈しなかった。
現在、天津市女子刑務所第5監獄区には陳さんの他に、15人の法輪功学習者が拘禁されているという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)